※ 文字化けがあります 。 閲覧注意かも 。
桃side
可愛らしい声で 、俺のおでこに指をつけた
そう 。優しくて 、一つ一つの行動が可愛らしい
そんな子 。そんな弟 。そんな彼女 。
何故だか 、大きな声で言った筈なのに 、
莉犬には、聞こえてなかった 。
何度も何度も 、愛してるとか大好きを
伝えた 。
けど、莉犬の耳には入っていなかった 。
もしかしたら 、莉犬には 、
あまりにもショックが多すぎて 、
愛してる等の事が届かなくなってしまったのか…?
有り得ない。そんな事 、ある筈ない。
じゃあ 、と思い、紙を取り出し 、
「愛してる」と書いた
莉犬は急に頭を抱え込んだ 。
俺は慌てて愛してるという言葉のを書いた紙を
くしゃくしゃにして 、捨てた
愛してると伝えたらダメなのだろうか 。
確かに 、それで愛情が深まり 、
別れる時 、莉犬の心を…もっと 、深く
痛めつけてしまうのだろうか_______
俺が愛情を注いだ分 、居なくなってしまう様な
気がして 。
なら 、いっそ 、
ガチャ っと莉犬の部屋から出た 。
出た瞬間に 、泣き声が聞こえてくる 。
あぁ 、また泣かせた 。
心が痛くて 、苦しくて 。
でも 、この手段しか 、
莉犬を痛めつけないと思うんだ 、
自分勝手な自分に笑えて来て 、
苦しくて 、目が乾くまで 、俺の部屋で泣いた
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微笑みながら 、世界を変えていく 。
ケシタイノモノナラナンデモイイナサイ
繧ソ繝弱す繧、繝翫そ繧ォ繧、繧ャ繧ォ繝ッ繝ォ …
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自分で書いてても文字化け怖いんですけど(おい)
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。