第55話

仲直り✨
879
2018/11/10 14:13
熱がでた次の日は結局学校に行けなかった。
今日は1日ぶりの大学。
授業を受けた後は、法学部が終わるのを待っていた。
健人
健人
あなた。体大丈夫?
あなた

おはよう。大丈夫だよ。

健人
健人
よかった。
あなた

あ、涼さん。一昨日は
ありがとうございました。

涼
気にしなくていいよ。
元気そうでよかったぁ。
健人
健人
もう、帰り?
あなた

うん。健人は?

健人
健人
俺は、ちょっと野暮用。
食堂で待っててくれない?
あなた

おっけい。待ってるね。

健人
健人
うん。すぐ戻るから。
私は、健人とわかれて食堂に向かった。
簡単な事だったのに、なんで会わなくなったんだろ。
少し前の自分が分からない。
会おうとすれば、会う機会なんて沢山あったのに。
----------
私は今、資料室にいます。
ここは、前私が彼にキスをした所。
今日は呼び出されて、彼を待っている。
健人
健人
志帆。待たせてごめん。
志帆
志帆
大丈夫。あの..返事でしょ。
健人
健人
うん。俺、志帆の事友達としか見てなかったし。これからも変わらないから。
志帆
志帆
そっ...か。だよね。
返事ありがとう。
健人
健人
じゃあ、俺帰るから。
志帆
志帆
うん。また明日。
キスしてごめんね。
健人
健人
気にしてないから。抑えられないくらい気持ちが大きくなる感覚分かるから。
健人はそう言って部屋を出ていった。
彼女さんの事、本当に好きなんだな。
結果は知ってたけど、辛いのは辛い。
キスしてごめんね。
-----ケント サイド-----
用事が終わって、食堂に行くとあなたが座っていた。
健人
健人
あなた。待たせてごめん。
あなた

大丈夫。帰りましょっか。

健人
健人
うん。
俺はあなたを家に送ってから帰った。
また、こうやって話せてる事が、幸せだな。
そう言えば、後輩とも話しないとな。
もう、絶対離したりしたい。
後輩には、絶対に譲らないから。

プリ小説オーディオドラマ