その日から....先輩といる時間が増えた。
私といる時の先輩は笑顔で楽しそう。
でも、私がいない時の先輩の気持ちは分からない。
私はちゃんと役に立てるのかな。
ミーンミーンミーン...
セミの鳴き声がチラホラ聞こえるようになって来た。
今日も学校が終わり、
教室を出ようとすると出入口に先輩がいた。
そう言って私達は学校を出た。
駅までも他愛ない話をして、電車に乗った。
『次は〜。』
次は私の駅。
そのアナウンスを聞いて私は降りる準備を始めた。
そんな会話をしていると駅に着いた。
そんな会話をして私は電車を降りた。
最後の先輩が言った言葉が私の頭で、
何度も何度も繰り返される。何、あの言葉。
反則ですよ。私はそう思いながら顔を赤くした。
----ケント サイド------
降りた後、俺はしばらくあなたを目で追った。
保健室で話したあの日から。
あなたは時間があれば俺の所に来るようになった。
あいつといる時間は楽しくて、自然に笑顔がでる。
今の俺にとって、あなたはなんなんだろうな。
次の日。
移動教室で2年の廊下を通っていると、
教室から出てきた男の子とぶつかってしまった。
俺がぶつかったのは同じ委員会の佐藤勝利だった。
そんな話をしてると教室の中からあなたが出てきた。
その事実を知った瞬間、俺の胸がチクッとした。
この痛みは一体なんなんだろ。
考え込んでいると俺を見て勝利が口を開いた。
そう言って勝利は教室に戻った。
俺も急いで次の教室に移動した。
───────────────────────
更新遅くてすいません。
あと、登場人物をSexy Zoneに統一しました。
中途半端な時でごめんなさい。
キャラが崩壊しているかもしれません。
重ね重ねすいません🙇🙇💦
それでも良ければ、これからも宜しくお願いします。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!