ガチャッ____
リビングを覗くと
ころんくんがいない
ころんくんの部屋の扉をそーっと開ける
すると
ガチャッ____
ず、ズッコンバッコン?
ってもしや
そういうことですかころんさん!?!←
え、私そういうの知らないししたことないからわかんないよ?
え、どういうこと!?!(落ち着け)
るぅとくんは私の腕を引っ張り
リビングに連れていった
なんか、2人家族みたいで仲良いなぁw
ピンポーン___
るぅとくんが手招きした方に行くと
そこは
バタンッ___
って、ええ!?!
私どうすればいいの?!
今の2人の反応的に、私の存在がバレない方がいいんだよね
じゃあ終わるまでひっそり隠れてよう...
『よっ!』
『来たで〜』
『おじゃましまーす』
『おっじゃま!』
遠くから少し声が聞こえる
メンバーの声かな
まぁ、私は見つからないようにするだけ...
それだけなら簡単でしょ!
と、その時
『あれ、この靴誰の?』
『女の人じゃん!』
『は?女いんの!?』
『え、どこどこ!?』
ちょっとまて
普通にやばくないか
隠すの下手すぎるでしょ!!!
『ころんの女かぁ!?』
『違うからやめて!w』
『ちょ、勝手に部屋開けんなw』
『ころんの部屋にはいないで』
『じゃあるぅとくんの部屋?』
『これでいたらやばいねww』
いや、いますけど
え、どうしましょう
え、え、え、
どうすればいいの!?!
ガチャッ_____
よ、よかった、
今のところバレてない
私は今、るぅとくんのベッドの中に潜り込んでいるのです
バレなきゃいいけど...!!
バレてない!!
よかったぁ...!!
バタンッ____
私はベッドから出た
やっと普通に空気吸える...
ガチャッ_____
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。