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第3話

条件
735
2019/05/01 14:38

〜teo said〜
(19:00〜みんなで楽しく食卓を囲む)
じんたん
だよね!!テオくんっっっ!笑笑
じんたんが俺に笑いかけてきたから俺もつられて笑ったんだ。じんたんの笑顔ってやっぱり可愛いな、なんて口には絶対に出せないけど、さっきの変な感情なんて一切なくなって、そんな気持ちになったんだ。


真夜中、トイレに行きたくて目が覚めた。
みんな寝てるんだろうと思って足音をなるべく立てないようにトイレに向かったんだ。ちょうどじんたんの部屋の前を通りかかった時に
じんたん
はアアンテ、、オくん、す、きなのああんんンっ

え、なんかきこえてきたんだけどっっっ!!!
これじんたんの声、、というか喘ぎ声だよね??!!
ドアを開けて隙間からそっと覗くと、俺のTシャツを抱えながら一人で行為をしているじんたんの姿が見えた。
じんたん俺のこと好きなの?!そんなそぶり一回も見せたことなかったじゃん!!!
ドアを閉め考えた。
じんたんのことは好きだ。でもこれは友達、相方としてであって恋愛的な意味ではない。じんたんの気持ちを知ってしまった今、俺はどうすればいいのだろうか、、丁度その時
(じんたん扉をあける )
じんたん
テ、テオくん!!!??な、なんでそこにいんの??!も、もしかしてだけどそっきの聞こ、、えて、た??
テオくん
え、、あ、トイレに行こうとしてて、、いや?何も聞こえなかったよ??ははっ、、
とっさにそんなことを言ってしまった。
じんたん
そっか、、なんだよかった、、水のんでくるね、、
下を向き冷や汗をかきながら顔を赤らめてるじんたんはそそくさとリビングに行こうとしていた。その時俺はもっとその顔をみていたい、もっと困らせたいという感情に支配されたんだ。
気づいた時にはじんたんの腕を掴んでいた。
テオくん
嘘。聞こえてた。俺のことすきなんだね(失笑)へ〜〜〜〜
冷たい口調で言ってみた。
じんたん
あ、、そっか、、やっ、ぱり聞こえてたんだ、、ごめんね、好きになっ、て俺キモいよね、ほんとうにほん、とうにごめんなさい、、、
じんたんは泣きながら謝ってきた。泣いているじんたんはすごくかわいくてなぜかその姿に興奮していることに気づいた。
今日企画でじんたんに変な感情を抱いてから俺はおかしくなってしまったのかもしれない。
テオくん
どうしよう、これからのスカイピース。悪いけど気まずいわ。俺のことそういう目でみてる人と一緒にやるの、、はぁぁぁどうしよう。とりあえず明日みや、たくま、まこさんに相談するか、、おやすみ!!
じんたんを揺さぶってみた。
じんたん
お願いしますっっっ!!みんなには言わないで、、たくまは高校からの大事な友達で、、こんなこと言ったら引かれちゃうっ!!みやもまこさんにも白い目で見られちゃう、、お願いします、、なんでもするから、、だ、から!
その言葉を聞いてにやけがとまらなかった。
テオくん
、、今なんでもするからって言ったよね、じんたん?
じんたん
え、あ、、うん…
テオくん
はぁ〜〜わかった!!言わないであげる!スカイピースもこれまで通り二人で続けよう!
じんたん
え、、いいの!?ありがとう、、テオくん
テオくん
でも俺が言ったことには何でも従うって約束できる?
じんたん
え、、それは、、、
テオくん
さっき言ってたじゃん。てか別にいーよ、この条件がのめないんだったら明日みんなに言うから、じんたんに好意持たれてますっ!きゃーどうしようって♡
じんたん
テオくん、、本当最低
俺は最低だ。そんなことは十分わかってる。じんたんを俺のものにしたい。俺の支配下に置きたい。泣いてる顔、困った顔をもっとみたい。もちろん笑ってる顔もだよっ??これは恋愛的に好きってことなのか、、、、、

スキッテナニ、、?


テオくん
じんたん、早く決めて。俺眠いから。いっとくけど条件変えるつもりもないからね。じんたんが言ったんだから。
じんたん
わかった、従うから、、たくまには、他のみんなには言わないでください。お願いします。
テオくん
ん、了解。
じゃっおやすみ、じんたんまた明日ねっっ!!
俺はじんたんに満面の笑みでそう告げ床についたんだ。

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