第4話

2日目 朝 「海、行きませんか?」
452
2018/12/19 14:15
あなた

あの時は、凄かったなー…

あなたは、宿屋での眠りから目覚める。


冒険家としての仕事を始めて、
何日が過ぎたのか。

あなたには、それが分からなかった。
ある日、「光焔の御子」である
シャルロットと出会い、
冒険家としての生活を始めたあなた。


その時は過ぎ、今は夏のような暑さを感じる。
あなた

今日も暑いなぁ…そろそろ夏かな?

夏のような暑さに、思わず気を失いそうになる。
しかし、その刹那に部屋をノックする音がした。
あなた

…あ、どうぞー!

ティナ
ティナ
おはようございます♪
あなたがあなたさんなんですか?
そう言って、少女は
元気よく、部屋のドアを開ける。
その少女はティナだった。
ティナは「細腕の少女」として知られており、
茶熊学園では生徒会に所属している。
最近、生徒会長になったらしい。
あなた

うん、私があなただよ!
もしかして、アイリス達から聞いた?

ティナ
ティナ
はい♪最近、キャトラちゃんが
あなたさんの事を
よく言ってるんです。
ギルド役員から、
冒険家になったんですね…
あなた

あはは、それはシャルのおかげだよ。
急に来るなんて、何かあったの?

ティナ
ティナ
あ、ごめんなさい…
自己紹介、まだでしたね。
私は、ティナ・トピアです。
自己紹介を軽く終えたティナは、
部屋に置いてあった椅子に座る。
あなた

じゃあ、ティナちゃんだね。
えーっと…その服装は?

椅子に座ったティナを見て、
あなたは疑問を感じていた。
誰がどう考えても、これは夏の服装である。
ティナ
ティナ
あ、今からブラッドおじさん達の所に
行こうと思うんです。
あなたさんも海、行きませんか?
あなた

海…!?もちろん行くよ!
最近、仕事続きだったからなー…

ティナ
ティナ
あ、ありがとうございます!
じゃあ、行きましょうか!
あなた

うん!じゃあ着替えてくるね!

ティナ
ティナ
はい!じゃあ、
私は外で待ってますね?
ほんの少しではあるが、ティナと
意気投合した気がするあなた。


海に赴く準備をし、ティナの元へ駆ける。
ここから、ティナとあなたの
絆を紡ぐ物語が始まる。


海を通して、二人が繋ぐ絆とは何なのだろうか?

プリ小説オーディオドラマ