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第1話

1日目 朝 「御子との出会い」
794
2018/12/09 14:46
あなた

よく寝たな〜…

あなたは飛行島にある宿屋での
就寝から目覚める。

今は朝7時。いつも通り、
長い髪をドライヤーで乾かし私服に着替える。

あなた

今日は何しようかな…

あなたは普段、冒険やギルドの
依頼で忙しくなるアイリスの
代わりにキャトラの世話をしている。

この時間に起きるのは大体普段通りだ。
そして、何かをしようと考えたその時、
あなたはドアをノックする音が
聞こえるのを感じた。
あなた

はーい、どうぞ〜!

そして、ドアを勢い良く開ける音がする。
そこであなたが見たのは、
騎士のような鎧を着た金髪の少女、
シャルロットだった。
シャルロット
シャルロット
っと…ここか〜?
んで、アンタがあなたなんだ。
シャルロットは、いつも通りのテンションで
あなたの居る部屋を見回しては笑ってみせる。
あなた

あ、はじめまして…
私はあなたです。

シャルロット
シャルロット
あたしはシャルロット。
シャルでいいかんね!
あなた

はい!よろしくお願いします、シャル♪

シャルロット
シャルロット
アンタの事はリスとトラから聞いてる。
確か…冒険家じゃないって聞いたけど?
あなた

あ、はい…実はそうなんです。
戦闘とかは苦手ですし…

シャルロットからの質問に、
あなたは思わず下を向く。
飛行島に来る前も、ギルドの支援を
主とする仕事に就いていたからだ。
シャルロット
シャルロット
んー…あんま気は乗らないんだけど…
しょーがねーから、
戦闘ならあたしが教えてやるよ。
それでもいい?
あなたの返答を聞いて、
シャルロットは思わず溜息をつく。
しかし、この時にシャルロットが発した返答は
普段のシャルロットからは
想像もつかない言葉だった。
あなた

え、いいんですか…?
確か…「光焔の御子」でしたよね?

シャルロット
シャルロット
いいっていいって!
あたしもちょっと暇だったしさ?
後、ここだけの話…
あたし、実は御子辞めてるんだよね…
あなた

そうなんですか!?

普段通り気さくに振る舞っては、
笑いながらかしこまって話すシャルロット。


シャルロットの事実を知ったあなたは、
驚かざるを得なかった。
部屋で話す事30分。
何処かで大工たぬきの建築をする音がする。
シャルロット
シャルロット
お、今日も働いてんだなー…
あなた

シャルが言える事じゃないと思うよ…w

シャルロットが「仕事をしたくない」
という事を知っているあなたは、笑って返答する。

笑みがこぼれる中、長い髪が少し揺れる。
シャルロット
シャルロット
うっさいわ!あたしが他人の
仕事風景を気にしてようが
別にいいじゃん!
つーか、戦闘の特訓すんだろ?
ほら、早く行くぞ!
あなた

そうだね!
じゃあシャル、よろしくお願いね♪

シャルロット
シャルロット
おっけー!任せとけ!
二人揃って、部屋のドアを開けて外に出る。


シャルロットとあなた。
御子と、ギルド役員。

この二人の出会いが、今繋がった。

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