第7話

3日目 朝 「握り飯、食べます?」
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2019/01/09 16:19
あなた

んー…暇だなー…最近キャトラちゃんの
世話も出来てないし…
もっと、仕事も頑張らないと…

とある悩みで、頭を抱えるあなた。

そんな時、部屋のドアが開く。
ルカ
ルカ
おっはよーございまーっす!!
男勝りの大きな一声で、
勢いよくドアを開けてルカが部屋にやってきた。


彼女はルカ・フォルティス。
人々を護る「守護天使」である。
あなた

あ、おはようございます…
元気ですね…

雰囲気に飲まれたのか、
少し静かになるあなた。

しかし、そんな事を気にする事はなく、
ルカは間髪を入れずに話を続けた。
ルカ
ルカ
えへへ…私は元気が取り柄なんです!
貴方があなたさんですね?
話は色々と聞いてますよ〜!
あなた

あ、はい…!私はあなたです。
今は剣士やってます。
よろしくお願いします!

ルカの雰囲気に合わせて、
あなたは軽くお辞儀をする。

これが、ルカとあなた。
この二人の出会いが繋がった瞬間だ。
ルカ
ルカ
あ、すみません!私とした事が…
自己紹介…忘れてましたね!
あなた

あはは…そうですね…
じゃあ、お願いします!

ルカ
ルカ
はい!じゃあいっきまーっす!


私は守護天使の、
ルカ・フォルティスです!


貴方のこと、全力で守ったらーい!!
言い切りのいい挨拶で、ルカは笑ってみせる。

これが、ルカなりの全力の挨拶で、
何事にも全力を注ぐ、彼女なりの意識だ。
あなた

守護天使…凄そうですね…

ルカ
ルカ
守護天使は人々を…
全力で守ったらーい!って感じの
仕事ですからね!
せっかくですし、
あなたさんも…握り飯食べます?
あなた

…はいっ!

ルカ自身が持ってきたという握り飯を、
二人で揃って食べる。

その味はどこか懐かしくて、
愛情を感じる物。と、あなたは確信する。


そう、あなたは握り飯…
言うなればおにぎりが好物なのだ。
あなた

うん…凄く美味しいっ…!
ルカさんの愛情、凄いです…
なんか、こう…熱い感じが!

ルカ
ルカ
…そうですか…!
ありがとうございます〜!
いやー、まさかそう言って頂けるとは…
昨日一日中、作り続けたかいが
あったってもんですね…!
あなた

そうなんですね…辛くないんですか?

ルカ
ルカ
いえいえ!これくらい、
全然苦労にはならないですよ!
仕事と比べたら、全然大丈夫です!
あなたの持つ不安に対して、
ルカはビシッと言い切ってみせる。

「握り飯を作る事」。
そんな事でも、ルカには誇りがある。
ルカ
ルカ
あ、後で時間あったら…
ご飯でも食べに行きません?
あなたさんの好きな場所…
私にも教えてくださいっ!
あなた

…うん!分かった!

ルカとあなた。

この二人の一日は、食事三昧かもしれない。

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