それから数日後
私はいつも通り学校へ登校した
クラスへ行けばいつもの2人が目に入る
私)おはよー!
海弥美)あ、おはよ!!
ウジ)〇〇〇おはよ
珍しくウジくんも挨拶してくれた
今日は机に教科書入ってなかったので、ロッカーへ教科書を取りに行く
私)あれ…?なんで…?
私が見たのは、ほとんどの教科書がない
“まさか…いじめ…??小学校みたいに…”
そう私は小学生の頃いじめられてた
物は隠され、悪口は言われ
小学生の私にとっては辛かった。いじめの原因は両親がいないこと。今更なんだって感じだけど…。私はなんだって感じではない。
またいじめの始まりか…そう思った
海弥美)どうしたの?
私)ん?!あ!なにもないよ!
海弥美)ほんと?
私)うん!!
またこの会話を繰り返す日が来た
けど、ウジくんには知られたくなかった。
この前みたいにウジくんの教科書借りるなんて…そんなことはもうしたくなかったから。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。