授業の始まる前教科書の準備をしようとしたら机の中にいれておいた教科書がなかった。
私)ねぇ海弥美、教科書知らない?
海弥美)知らないよ?!ないの?
私)ない…あ、ウジくんかなㅋㅋ
ウジくん突然いたずらするようになったんだよねㅋㅋ可愛いからいいんだけど
私)ウジくん、私の教科書知らない?
ウジ)知らないよ?
私)ほんと、!?ㅋㅋ
ウジ)今回はガチで知らない!!
私)そっか…。ありがと。
ウジ)俺の貸すよ?
私)いや、いいよ。
ウジ)俺大丈夫だから!はい!
私の為に教科書を貸してくれたウジくん。優しい人ってこういうこと言うんだね。
私)ごめんね…
ウジ)気にすんなよ!
私)うん。ありがと!!
私の教科書どこいったんだろ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。