カンタカンタカンタカンタ久しぶり!!
あー、来たんだ
え、冷た
久しぶり
2ヶ月ぶりに帰ってきたのにその態度?
え、普通じゃん?
カンタは寂しくなかったわけ?
うん、別に
ふーん、なんか悲しいな…
何が?
ねぇ、まずパソコンから目離してよ
あ、ごめんごめん、でも無理
久しぶりに会ったのに後ろ姿しか見れないのって…
ちょっと今目離せないから
いいよ、じゃあ、帰るから
いやいや、何でそうなるの
いや、邪魔でしょ?
邪魔なんかじゃないよ
嘘だ
嘘なわけない
じゃあ、何で私の方見てくれないわけ?
だから、それは…
編集?
…違うけど…さ。
じゃあ…な……
言葉を遮り、急に振り返り帰ろうとしている私の背後をぎゅっと抱き締めてくれた。
顔は見れない
何で
嬉し過ぎてニヤニヤが止まらない
そんなの、いつもじゃん
いや、ほんとはさ…
そっと手が離れ私は後ろを振り返った。
え
久しぶりに会えて嬉しいよ
涙を浮かべていた。
ええええ、泣いたの?
違うし、
そんなに、恋しかった?
……うん
……ごめんね
下を向き拗ねるカンタの事を軽く抱き寄せ頭を撫でた。
俺、子供みたいじゃん
いいじゃん、久しぶりなんだし
いや、……まぁ、いいか
素直になれなくて、少しすれ違う事もあるけど不意に見せる行為が私の事をハマらせていく。
……会いたかった
最初から言ってよね、私もだよ
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