第21話

(・∇・)
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2021/12/03 08:07
って違う違う。脱線してた。
え?何?エモい雰囲気だったのにやめろって???
そーゆー雰囲気、この全力ネタ系あなたちゃんにはきついんだよ!!!
ギャグ系求めとるんや!!やめい!エモい、感動系になるの!!!



はいまた脱線
(なまえ)
あなた
フシギダネちゃんにミュウのこと、教えようと思ってここに来たの
そう言いながら、ミュウに、おいで!と両手を広げていると、飛び込んできてくれるミュウちゃ
天使だ(定期)
フシギダネちゃんは、ミュウと仲良くしてくれるらしく、ミュウの近くに来て、ニコッと笑い、ツルをミュウの近くに伸ばす
握手したいのかな?
ミュウもそれを察したのか、可愛くてちっこい手でフシギダネのツルをちょこんとつまみ、上下に振る
天使の戯れ…😇
可愛い!!!
(なまえ)
あなた
いつもはゼニガメだけど、たまにミュウになるから、フシギダネには知ってて欲しいんだ!
そう、フシギダネにしっかり目を合わせて喋る
フシギダネ
フシギダネ
ダネッ!
わかった!と言うように元気に真剣に鳴いてくれた。

分かってくれたかな?
(なまえ)
あなた
普段こうやって遊べないし、今日は遊んでこう!
その言葉を合図に色々遊んだ
ポケじゃらし
ふりふりしてるミュウ可愛かった

フシギダネちゃんももちろん
ポケボール
ミュウに負けないように走ってくフシギダネ可愛い


ミュウも可愛かった!
と、遊んでいると、そろそろ帰る時間。
ミュウにはゼニガメに戻ってもらって、モンスターボールに戻す
フシギダネはゴジャボに戻す
そして、人気がないのを確認してから草むらから出る
そして駆け足でサクラギ研究所に戻った
なるべく音をたてないように、そーっと中に入ると…
ゴウ
ゴウ
どこいってたんだ?
不機嫌そうな声色のゴウが仁王立ちして待っていた
珍しいゴウの不機嫌な声に、蛇に睨まれた蛙の如く動けなくなった私
……ゴウが優勢なんてありえない!!!
なんて頭では喋れるのに口は上手く回らない…
やっとのこと絞り出た声は
(なまえ)
あなた
ゴウはなんでそんなに怒ってるの…
そう言うとゴウは目を横に背けて
ゴウ
ゴウ
あなたが…あなたがどこか行っちゃったかと思った…
消え入りそうな声で言うゴウはどこか遠くを見ているような目で、過去にも同じようなことがあったような…そんな雰囲気だった
ゴウ
ゴウ
(小さい頃に会った女の子…ほんと、あの子みたいにすぐ居なくなるなんて…友達がすぐ居なくなるなんて嫌だから…)
いつもなら「そんなことで~?ゴウくん寂しがり屋でちゅねー?」っていってやるのに、そんなこと言える雰囲気じゃない…
私が目指すギャグ漫画系日常が崩壊してるよ!!!!
(なまえ)
あなた
…私は何も言わずに消えるなんてしないから。
ごめん!ランニング行ってた!
そう、最後は元気そうに言うと、ゴウもぎごちない笑顔で笑ってくれた
そんなに友達を失いたくないんだね。
君は良い奴だよ。サトシと喧嘩なんてしてたけどさ……

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