ん……
そーいや、今考えて見りゃ
こいつ、メタい……
ユグドラシルは、ふーん…と声を漏らす 。
そういって、かっこいい決めポーズを決める 。
ツキヤは引いているようだ 。
ユグドラシルは“僕の眩しさに目が痛いんですか!ふふっ……僕の眩しさに気付くものがいたなんて…なんていう運命ですか!”と独り言を言っている 。
そう言っても、ユグドラシルには聞こえなかった 。
もうどうでもいい… 。
依頼……か 。
久しぶりな気がする 。
めんどい奴が入ってきやがった……
そういって、ユグドラシルに向かって投げる 。
ユグドラシルは、慌てるように風でひらひら飛んでいく依頼を追いかけ、取る 。
どんどん声のトーンが低くなっていってるんだが?
それに、くらい顔になってるんだが?
……嫌な感じがする 。
ツキヤは、即答して答えた 。
ユグドラシルは、小さく溜息をついた 。
ユグドラシルは、ふんっと鼻息を荒くした 。
うぜぇ……
ユグドラシルは、ため息をつく 。
ツキヤは、顔を青くする 。
ツキヤは、どんよりする。
ツキヤは、俺の首筋に剣を向けてくる 。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。