第14話

異世界ライフ13
120
2018/06/23 04:53
あなた

先程、ロリ狐に見える“神”(1500歳)と語彙力0の馬鹿猫の“ラクシュミー”(1450歳)によって、ナルシストでくそうざい神“ユグドラシル”(1129歳)が(自主規制)されて殺されました。

神
おい。
ラクシュミー
ラクシュミー
なぁ。
後ろから“可愛らしい”声が聞こえる。
ユグドラシル
ユグドラシル
(´^ω^`)ブフォォォォォォォォォォwww

天才の僕より格下なのに、なんか喧嘩売ってんだけど?
こっちからは“ウザイ ナルシスト”の声。
ユグドラシル
ユグドラシル
なんか、僕の対応酷くない?
ユグドラシルが、肩に手を置いてくる。
ラクシュミー
ラクシュミー
それより、我はあなたに名前を馬鹿にされたような気がするのだが……
神
我も思ったぞ。
貴様、我になんという ねーみんぐ を付けているのだ。
あなた

はぁ?
この紙に書いてあったんだよ!

((やべぇ、おふたり切れておる。))

こいつのせいww↑↑
神
なんだこれ……。
「馬鹿なあなたへ
僕を助けるために役に立て!
いや、立ってください!お願いします!
あの、語彙力0の馬鹿猫(1450歳)と
ロリ狐に見える 神(1500歳)といって
くださいっ!!
By 天才で美しいユグドラシル」
ユグドラシル
ユグドラシル
ええぇ!?
書いた覚えないんだけどおおお!?
おい!仕掛けたな!
あなた

いや、ポケットの中に入ってたんだよ。
俺知らねぇーってwww

笑いが堪えきれず、笑ってしまう。
こりゃあ、いい眺めだ。
神
おい。
どーゆーことだ。
ラクシュミー
ラクシュミー
この罪は償ってくれるんだろうなぁ?
ユグドラシル
ユグドラシル
ひぃっ!?
す、すみましぇぇ……ん…ッ
泣き出してしまった。

……しまった。やりすぎた…。
ラオリ
ラオリ
やめるのだ!
ユグドラが泣いておる! 友を泣かすとはなんという奴らだ!
ラオリが飛び出してくる。
神とラクシュミーが困った顔をする。
神
すまんな。
少しやりすぎた。
ラクシュミー
ラクシュミー
ゴメンなのじゃ。
ぺこっと謝る。
ユグドラシルは、満面の笑みを浮かべる。
ユグドラシル
ユグドラシル
大丈夫だよ!
僕もごめんね。
ユグドラシルが……
あなた

あやまったあああああっ!?

ユグドラシル
ユグドラシル
なんだ!?
僕が謝らないとでも!?
あなた

うん。

ユグドラシルが、“もう!”と可愛い声が出た。 か、かわええ……

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