魔王退治はあと……100年後と決まりました…
あぁ……行きたかったのに…
魔王フ○ボッコ にしたかったのに…
そして、びっしりと鍛え直してものすごく冷静ですっげぇイケメンの魔王にしたかったのに!!
ユグドラシルは、俺の真上に飛ぶ 。
天才で……
美しい……
俺みたいなか!?
しまった!ユグドラシルのがうつってしまったぁ!!
よかった
聞かれてなかった!
ユグドラシルは、後ろから録音機を取り出した 。そして、ニヤリと笑う。
俺が取ろうとするも、空を飛んでいて届かない 。
そう叫ぶと、ユグドラシルの動きが止まる……はずだった 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。