今日はデートの日。
昨日の夜、ウキウキして眠りについて
朝起きたら、体だるいのね。
彼女ちゃん、まさか。とか思いながら
体温計で熱計ったら、
案の定、38度5分。
デートの日なのに、最悪過ぎない?
一応、電話かける。
すぐ電話出てくれるの流石だなって、
主語もなく、いきなり謝ってくるもんだから
何があったのかよく分からないよね。
お互い、結構楽しみにしてたのには理由があって
最近忙しくて、会えてなかったから。
グスッ....
電話越しに、泣き声聞こえて、焦るよね。
ミニョン氏、そんな事かと一瞬ホッとするも、
彼女ちゃんが熱出たら情緒不安定になるの知ってるから、
って、早口で言って、ブチッと切られる
それに何故か不安になって、泣き出す彼女ちゃん。
ー続くー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。