第21話

AB6IX イムヨンミン ①
495
2020/02/18 15:05
今日は2人ともお休みの日。

デートをしてる途中で雰囲気のいいカフェを見つけた。
あなた
あなた
ヨンミナ、ここ入ろ、
ヨンミン
ヨンミン
うん、あなたの好きそうな雰囲気やね。
あなた
あなた
うん、好き。
お互いにきっちり決めて行動するタイプではなく、
ありきたりばったりで決める。

だから、街中デートのはずがお家デートに変わったり、お家デートのはずが海に出かけたり。
あなた
あなた
ヨンミナ、何飲む?
ヨンミン
ヨンミン
ん~アイスアメリカーノかな
あなた
あなた
いつもそれやん。私はね、
ヨンミン
ヨンミン
どうせ、カフェラテやろ。
あなた
あなた
なんで分かったん?
ヨンミン
ヨンミン
いつもそれやん。
お互いに新しいものに挑戦するタイプではなく、
毎回固定。

ヨンミナがスムーズに頼んで、当たり前の事のように財布を出す。
あなた
あなた
今日は、私が払うよ、
ヨンミン
ヨンミン
ええよ、俺が。
と財布を出す手を止められ、にっこりと微笑む。

こういう些細な行動にもキュンとして、口角は簡単に上がった。
ヨンミン
ヨンミン
ニヤニヤすんなよ、
あなた
あなた
ヨンミナがかっこよくて
そう言うと分かりやすく頬を赤らめて
口元に手を当て、不自然に横を見る。

店内の隅っこに座り、2人だけの時間に。
あなた
あなた
ヨンミナ、さっき照れてたやろ、
と茶化すように言うと、
ヨンミン
ヨンミン
照れてへんし
と口を尖らせる。
あなた
あなた
かわいいなぁ
と頭を撫でると、また頬を赤らめる。
あなた
あなた
ほら、照れた。
指をさしながら言うと、
また口元に手を当て、不自然に横を向く。
あなた
あなた
そっちになんかあるん?
とまた茶化す。
ヨンミン
ヨンミン
ばか、なんもないわ。
ほんとに可愛い私の彼氏
あなた
あなた
あ、それ美味しいん?
ヨンミン
ヨンミン
これ?あなたには苦いかもな。
あなた
あなた
挑戦や、
~続く

プリ小説オーディオドラマ