時は大正、浅草
ある1つの家から女の鬼の声と赤子の泣き声が夜中に響いた
その鬼は腹に子を身篭っていた
出産時に鬼が現れ、鬼にされたのだ
そして無残にも鬼は鬼殺隊により斬られた
___お腹の子も助からなかった
だれもがそう思った、、、
幸運なことにそこに
珠世と愈史郎という人が通りかかった
そしてその赤子がまだ生きてることに気がつけた
2人は絶句した
赤子は右目がすでに鬼の目に変わってしまっていた
無邪気な笑顔
珠世と愈史郎は心を打たれた
こうして鬼の子は命を繋いだ
【大正コソコソ噂話】
あなたの名前をつけたのは珠世さんらしいのですが
愈史郎がとても嫉妬してたそうですよ
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。