第10話

黒猫
6,696
2020/12/15 12:56

________________________研磨side




攻略したいと思ってからもう5日目



孤爪研磨
孤爪研磨
全然家来なくなった…。


あなたが家に全く来ない。



ゲーム配信はしてる。


いや、もちろんオレだってやってる。
孤爪研磨
孤爪研磨
あ〜…何してるんだろ。

気になって気になって仕方ない。



カチカチッ



あなたの配信履歴を見てみればコラボ全員男。


そんな事を思ってると

『みゃ〜うぅ』
孤爪研磨
孤爪研磨
ん?


猫の声が外から聞こえる
孤爪研磨
孤爪研磨
あなたの猫もしかして…逃げ出した?




あなたの猫だったら保護してあなたの家に連れてって


あなたと絡めるチャンスが。




そう思いながら外へ出てみると
孤爪研磨
孤爪研磨
あれ……




まさかの黒猫だった。
猫
みゃ〜うっ

てちてちと近付いてくる人懐っこい猫





そして脛辺りをスリスリ
孤爪研磨
孤爪研磨
お前…1人……?
猫
みゃうっ



返事する顔がどことなくクロに見えてきた……
孤爪研磨
孤爪研磨
家……くる…?
猫
みゃ〜おぅ



黒猫を抱えて、家の中に戻って、とりあえず
この前猫お風呂に入れて大変だったから

ウエットティッシュで足や体を拭く
孤爪研磨
孤爪研磨
黒猫かぁ…名前何がいいかな
猫
にゃ〜う


変な鳴き声…
孤爪研磨
孤爪研磨
ダークマター。



そう行ってみたら、プイッとされた。
孤爪研磨
孤爪研磨
クロ


そしてまた同じくプイッとされた
孤爪研磨
孤爪研磨
んん……



考えてるのに夢中になっていると








ピーンポーン
孤爪研磨
孤爪研磨
今忙しいのに。



コタツから中々出れない



「け〜ん〜まぁ!!!」
孤爪研磨
孤爪研磨
ん?!





________________________________






シーーーーン


ピーンポーン……


ピーンポーン……








……うるさいのだ。



目を擦り、玄関へ向かう……








え……どちら様……


とりあえず、出てみる
私
は、はーい……

ガラガラッ

『えっ…?!研磨じゃないっっ!!』
私
あ、あのぉ……?


『えっと……研磨の妹?』
私
いやッ

『いくつ?✨身長小さいね!✨可愛いっ!』
私
ちょっ!喋らせてッッ!

『うん!!いいよ!』



膝に手をあて私の身長似合わせてくる…
私
研磨はお隣なのだよ……

『えっ?!まじ?!ごめんね!!』
私
いいのです!

『オレ日向翔陽!!研磨の家一緒行かない?』
私
日向くん、分かったのだ!でもなんで私まで…
日向翔陽
日向翔陽
1人だと危なさそうだから!



ガーーーーンッ
私
むぅ……絶対研磨に怒ってもらうのだ。
日向翔陽
日向翔陽
え?!なんでなんでっ?!




まあ、研磨と会うのも久々だし…行こうかな


研磨の家へ


ピーンポーン







・・・・・。
日向翔陽
日向翔陽
研磨出てこねぇ!!
私
もう、叫んで呼んだ方が早いデスッ!
日向翔陽
日向翔陽
おお!その手があったか!





け〜ん〜まぁ!!!



ドタバタドタバタと聞こえる足音


ガラガラッ
孤爪研磨
孤爪研磨
翔陽?!



ッ…こんな顔するんだぁ……




まっ、まさかっっ、この2人付き合ってッ((


なんか妄想広がって研磨直視出来ないデス…




日向翔陽
日向翔陽
この子と一緒に、、ってあれ?
なんで後ろに隠れてるの?!
私
ちょっと諸事情で……
孤爪研磨
孤爪研磨
えっ、、なんであなたもいるの……?
日向翔陽
日向翔陽
オレが家間違えちゃったんだよおお…



そうそう と頷く
孤爪研磨
孤爪研磨
とりあえず、中入ったら?
日向翔陽
日向翔陽
おっじゃまっしまーーす!!!
私
では!私帰るのだ!!



ガシッ





・・。またこのパターンなのだ。
孤爪研磨
孤爪研磨
あなたも。紹介したい子いるし。




!?


や、やっぱり研磨と日向くんは……




BLはまだ私には早いのだよおおお(違う)



孤爪研磨
孤爪研磨
ほら、早くおいで。







嫌だああああああああぁぁぁ!!!!!









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