.

扉の向こう側でガチャガチャ音がして


ゆっくりドアが開く。その隙を狙い、


勢いよく立ち上がって飛び出した。


ジロが思いっきり飛んで男の人に掴みかかると


その人は「よかった、！！」と叫んだ。


なにがよかった？！？！こんなことになって？！

男「威力は弱めておいたっ、、、」



『…あ、だから死ななかったのか、』



男「これっ、早く逃げてっ、、、」



一ノ瀬「（服を受け取る）」



本間「…」



女「逃さないでよぉ」



一本成「「「！」」」



女「あなたたちは
殺さないといけないんだからァ」



男「やすこっ、目覚ませよ！！！！！」



女「やめてよぉ、あの子が
どうなってもいいのぉぉ？？？？ねぇ」



本間「…っ娘さんは！！！
、、、僕たちが助けに行きます」



一ノ瀬「ヒーローなんで、！！！（敬礼）」



『そこは警察なので、でしょ』

急いで服を着替え、山を下る。


…わたしが戻ったらあの謎の女の人を刺激する


可能性もあるよな、とか少し思ってるけど。


途中のショートカットズルは内緒だよ！！！！


ジロとカイの間に入って段ボールソリて、


案外青春っぽくて楽しいねこれ。


よいせよいせ、と歩いたらお店に戻ってきた。


中に入ると片手に包丁、片手に小さい子の


手を握ってる謎の女の人が立っていた。

女「…なにしてるの？2人は？殺したの？」



一ノ瀬「…殺すわけないだろ！！！」



本間「その子を助けにきた」



『…もうこんなことやめませんか？
警察官は話を聞いてくれなかった、
わたしに向かって似てるって言いましたよね。
………わたしの父は警察官でした。
多分、ていうか絶対その警察官は父です』



一本「「…？！」」



女「…あなた、にてる。ほんとうににてる。
きらい、だいっきらい、とてもにくい、」



『…っだからって！！！！！！！！！！！！
なにも関係ない人を巻き込むな！！！！！！
こんなことしても復讐にはならないでしょ？！』



女「…ふくしゅう？わたしが？けいさつに？」



『…いや、家族に』



女「、、、っはぁぁ、、、もぉあたしに
かぞくのこときいてくれたひととかはじめて
だったからぁ！！！！っうれしかったのに
ぃ！！！！！！！！！！！っもぉ！！！！！」

…教官の授業、あまりためにならなかったな（ ）


習った通りにやったはずなのに刺激オン。


あぁ〜〜〜やばいなどうしよう、なんて


思ってると謎の女の人は小さい子に向かって


「こういう時どうする、、、」と聞いた。


すると小さい子は包丁を受け取って


私たちの方に向けた。…殺される？