第31話

さんじゅう
1,672
2020/08/14 14:06







.














『…』



店員「うちはピンチョススタイル」



『っ?!?!』



店員「いい?」



本間「わ、分かりました」



『、、、ほんとむり怖い…』



一ノ瀬「…ピンチョスってなに?」



本間「スペインの串料理。
あなた、歩ける?」



『、、、なんとか、』







































怖い雰囲気に圧倒されながら


本間の手を借りて近くのテーブル席に座る。


やばーなーこれ。まじでこえーなー。


テーブル席に座ったのはいいものの私


こぐれとやらがいる集団に背中向けてるんだけど


平気そう?1人だけお誕生日席。え、いきなり


背中刺されたりしないよね大丈夫だよね???











































『………で、どうする』



本間「いやお前なにも考えてないのかよッ!」



一ノ瀬「…名案がある」



『なんですか一ノ瀬氏』



一ノ瀬「カイくんが
持ってるんだっけ、携帯貸して」



本間「携帯?あぁ、(携帯を出す)」



一ノ瀬「…(電源をつける)
うわあ〜何度見てもモフモフだぁ〜」



『カイん家の猫まるかわいい』



本間「会いて〜実家帰りて〜」



一ノ瀬「かわいい〜…
って、なにボケてんの?」



本成「「え?」」



一ノ瀬「これカイくんのでしょ!
あいつの貸して」



本間「あぁ〜〜〜って
それなら俺じゃなくてあなたが」



『てってれ〜あの金髪男の携帯〜』



一ノ瀬「しっ、!!!あなた静かに!」



『はい、でもなにすんの?』



一ノ瀬「みてて、(電話をかける)」



"プルルルッ"



男「もしもーし?」



『…』



一ノ瀬「どうっ、これで
あいつがこぐれって分かった(ドヤァ)」



『………ねぇカイ、』



本間「………うん、そうだな」



"テロッテロッテロロロ"(電話が鳴り返す)



一ノ瀬「!!!」



『………はああああああああ、、、』



本間「、、、ボケてんのはどっちだよ…!!」



一ノ瀬「ごめんって、!!!」













































その瞬間、トンッと肩に手をおかれた。


あっという間に奴らに囲まれてしまったのだ。


ピンチョス高いから出ようなんて話をしたけど


確実無駄。とりま肌脱ぐしかありませんか。


あ、ちがそういう意味じゃないよ?!?!(恥)


ジロとカイと、3人でアイコンタクトをした。


いち、にの、さん!!!!!!!!!









































『こっちだって今胸糞悪いんじゃ
ハゲジジイがああああああ!!!!!!!』



一ノ瀬「あなた強ーーーー!!!!!!!」



本間「ははっ、やべえ!!!!!笑」










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