第10話

きゅう
2,803
2020/07/18 13:10





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『嘘でしょ?まじで?』



本間「?!なにしてんだよ!(小声)」



一ノ瀬「人妻ちゃん助けてくる!
(もう1階分飛び降りる)」



本間「まてって、えーーー?!?!」



一ノ瀬「シーっ!」



『………ああもうっ、!ジロ待っとけ!』



本間「は?!ちょ、!」



一ノ瀬「?!」












































ジロ1人で行かせられると思う?????


あのバカだよ?すごい絡んだの短期間だけど


めちゃくちゃおバカってわかるんだよ?


なのに肝心の本間は足怪我してるし、、、


何かあったときのために私がいかなきゃ。


そう思ってさっきのジロと同じように


軽々と下へ飛び降りた。意外といけるなこれ。
















































『よっと、』



一ノ瀬「あなたすげーーー、?!?!」



『ふふん、どやあ』



本間「おいっ、!お前らまじでバレたら
やばいから!!!戻れって!!!(小声)」



一ノ瀬「カイくんボリューム
押さえて、!連絡を待つ!!!!行くぞ!」



『おっけー』














































颯爽と走っていくジロの後を追う。


ああ〜なんで私こんなことしてんだろうな。


これが教官にバレて怒られて退学になったら…


なんて思うけど、こんな修学旅行の夜の


抜け出しみたいな青春、したことなかったから


少しワクワクしていたのも事実だった。


そしてすぐに本間から電話がかかってきた。
















































一ノ瀬「もしもし誰っ、?!」



『スピーカーにして、スピーカー』



一ノ瀬「(頷く)」



本間《誰って流れ的に俺だろ!》



一ノ瀬「あ〜カイくん」



『逆に誰だと思ってたの』



一ノ瀬「ママ」



『ママ、、、』



本間《いいからお前ら落ち着けって、!》



一ノ瀬「なんで、」



本間《だって見つかっ…》



『、、、?本間?』



本間《………点呼までには帰って来いよ
バレたらまずいからな頼むぞ!!!!!!》



一ノ瀬「頼まれた!」



『あいあいさー』















































電話を切り、手を引っ張られてぐんぐん走る。


門から強行突破は監視カメラがあるから絶対


不可能とうことで普通に塀越えちゃいます。


…さあ、楽しい夜更かしの始まりかな。









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