第37話

さんじゅうろく
1,630
2020/08/25 14:05








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隣のバケモノが異常すぎる。


天井の鉄骨に足を引っ掛けて金具から


縄を外した。けどそのまま地面にドボン。


あ"〜〜〜背中からいったよ痛そう、、、。




































"ドサッ!!!!!!"



本間「ジロちゃん、!大丈夫?!」



一ノ瀬「…っぐあああああ!!!!!(大声)」



本間「静かにぃぃぃぃ、、、!!!!!」



一ノ瀬「はぁっ、くっそいたいのぉ…泣」



『ジロ、ジロ、いたいのいたいの
とんでいけ〜〜〜????』



一ノ瀬「っっっっ………あれめちゃくちゃ
調子いいな、なんでだろ、すぐ立てる!
走れる!このまま逃げ出せる!すげえ!!」



本間「いやいや助けて?!」












































すごく単純な奴でほんとに良かった…(笑)


私もジロみたいに足引っ掛けて試してみたけど


むりだったよね縄外れんわ( )


いかにジロがどれだけ優れてるか思い知り、


大人しくカイの次に助けていただきました。




















































一ノ瀬「あなた軽っ、!!」



『ちょ、早く下ろして』



一ノ瀬「無理。このまま下ろしたら
もっと怪我しそう。担いで行く!」



本間「なんでだよ(蹴)(2回目)」



『自分で歩けるんで下ろしてください
もうむやみに戦ったりしないんで』



一ノ瀬「、、、本当?もう怪我しない?」



『うんしないしない』



本間「フラグ回収しそうで怖いわ」



『本当だから、むしろ担がれてると蹴られた
腰がめちゃくちゃ痛いんで下ろして』



一ノ瀬「、、、はい」



本間「やっぱあいつら殺さないと
虫の居所が収まらないな」



『知り合いが犯罪者になるのは嫌だなぁ…。
つか2人とも早く服着てくれない?
目のやり場に困るんだけど、、、ジロやめろ』



一ノ瀬「みて!!もっと見ていいよ!!!」



本間「、、、はぁ、ジロちゃん
早く服着ろ。ひとまずここ出よう」

















































ジロが程よく割れてる腹筋の主張をしてくるのを


避けつつ、お二人さんが服を着てから


とりまこの危険な部屋を出るために扉を開けた。


そしたらまあびっくり。男共が雑魚寝してる!


カイなんかびっくりして声出ちゃってるし。


起こさないように、と気をつけながら進む。


途中で変な音も聞こえたけどまあ無視無視。


そう思ってまた1歩を踏み出した時、


"ピピ、ピピ、ピピ"と音がした。







































『………』



本間「!!!!(腕時計を押さえる)」



一ノ瀬「おい、、、!」



男「…(寝返り)」



本間「っ〜〜〜〜、!!!!!(咥えた)」



男「!!!(起きた)」



『カイ!!!!』



一ノ瀬「カイくん!!!」









































も〜〜〜起きちゃったじゃんバカカイ!!!!


最初に起きた男が大声を出したおかげで


他のみなさんも起こしてしまい戦争が起きた。


いやーん蹴られた腰痛いって言ってるじゃん


喧嘩したくないのーーーー!!!!!(蹴)











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