第44話

よんじゅうさん
1,389
2020/09/28 12:38








side:本間











別にあなたが降りたって俺には関係ない。


ジロちゃんという強い味方はいるわけだし、


アミさんたちを助け出したいという気持ちは


変わらないわけでどうするか作戦を練ってたら


防犯カメラに車が映っているかも、という考えに


辿り着き、柳田警部補に頼み込むことになった。









































一ノ瀬「柳田警部補!!!!」



"タタタッ"



柳田「!」



『「(ペコリッ)」』



柳田「…あ?」



『交通管制センターに
繋いでもらう事はできますか、?!
自分は犯行車両のナンバーを覚えています』



柳田「それがなんだ」



『緑のパンで、横浜375 お 8338。例えそれが
偽造ナンバーだったとしてもそこら辺を走って
ます。防犯カメラの映像を虱潰しに確認すれば
犯行グループの足取りを、掴めます!!!』



一ノ瀬「(頷く)」



柳田「…もしかしてそれを
俺にやれって言いたいのか?」



『あ、、、いや、』



一ノ瀬「はいっ!!!!!!」



『?!』



一ノ瀬「言いたいです!」



柳田「てめぇらいつから
俺に指図できる立場になった?」



一ノ瀬「自分たちは、刑事じゃありません。
…大事な子も自分じゃ守れない学生です、
ほとんど一般市民と変わりません………」



柳田「わかってんならいいや
(車に乗り込もうとする)」



"ガシッ!"



柳田「離せよ」



一ノ瀬「警察なら!困ってる一般市民を助ける
はずです。俺たち今すっごく困ってます」



『…柳田警部補しかいないんです、!
僕らが頼める人は!!!!』



柳田「…防犯カメラの件なら既に手配済みだ。
お前らが110番した時の情報を元に部下に調べる
ように言った。別件捜査のついでだけどな。
大人を舐めるな。それぐらい思いつく」



一ノ瀬「すっげぇ、、、!!!!!」



『………さすがです!』



柳田「だが忠告しとくぞ?本物の警察官に
なりたいなら誰かを頼るな。守りたい奴
ぐらい自分で守れるようになれガキ」













































なんとなく、その言葉はジロちゃんにではなく


俺に向かって言っているように聞こえた。


…自分で守れるように、強くならなきゃな。


柳田警部補がわざと落とした名刺に


電話をかけて防犯カメラの件はオッケー。


あとは自分自身の体力をつけるのみ。


俺はジロちゃんにお願いをして、


寝る暇も惜しむぐらい鍛えることになった。












































一ノ瀬「きゅー、じゅうなな!」



『うう"、、、』



一ノ瀬「きゅうじゅうはち!」



『う"ー!!!!』



一ノ瀬「きゅうじゅうきゅう!!」



『ん"ん"ん"ん、、、』



一ノ瀬「…99!」



『…あ"?』



一ノ瀬「さ、もう1回!はい!」



『ん"あーー!!!!』



一ノ瀬「99!!!はい!ラストラスト最後!」



『んう"ーーー!!!』



一ノ瀬「99!!」



『っくそおおおおお!!!!!(ガシッ)』



一ノ瀬「いったいたいたいたいたい!!!!
うおっいたいよ!!!!!!!!!!」



『あ"ーっ、、』







































体力作りから剣道の練習もして、


柔道の練習ではあの強いジロちゃんを


倒すことができるレベルに成長した!!!


ご飯も普段の2倍、いや3倍ぐらい食べた。


めちゃくちゃ食べたおかずも分けて貰った。


授業も真剣に聞いた。放課後も練習した。


トレーニングジムを借りて筋肉をつけた。


守りたい奴を、守らなきゃいけないから。









.

待って待って書くモチベ失せてるしっぬ(笑)
完結させたいひぇオチ決まってるんだけどね!
語彙力と文章の問題だねあせ!
タッタッタからのペコリて擬音すぎん?爆笑




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