第97話

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2020/09/29 11:27
中間side











物音がして、目が覚めるとまだ5時半だった。









周りを見渡すと、流星、のんちゃん、濵ちゃんが眠っていたのが確認できた。











神ちゃんのベッドを見ても神ちゃんが居そうな感じはしなかった。








トイレかな、と思い病室についているトイレを見たけど電気もついてなかったし、中に人がいる気配がなかった。












どうしたんやろう。











そう思っていたら、中に誰かが入ってきた。









入ってきた人は神ちゃんやった。
神山智洋
神山智洋
淳太起きてたんや。
中間淳太
中間淳太
ちょうど今起きたばっかりやで。
中間淳太
中間淳太
どこ行ってたん?
神山智洋
神山智洋
先生のところ行ってた。今日、俺検査やって.....








神ちゃん検査なんや。







検査って辛いやつやろ?











なんであんな辛いこと神ちゃんがせなあかんねんやろな。
中間淳太
中間淳太
先生のところでその話ししかしてないん?
神山智洋
神山智洋
せやで。












神ちゃんはいつも通りに言葉を発したつもりやと思うけど、俺には動揺してるように聞こえた。












神ちゃん、なんか隠してる?
中間淳太
中間淳太
神ちゃん、なんか隠し事してへん?
神山智洋
神山智洋
隠し事なんかしてへんで?












やっぱり神ちゃんなんか隠してるな。












俺はそう思ったけど神ちゃんは検査もあるし、また一段落ついてから聞こうと思った。











神ちゃん、、1人で無理すんなよ。

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