第49話

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2020/05/25 11:46
藤井side












いつの間にか、発作で血が出てた。












望も焦ってる。
小瀧望
小瀧望
なぁ、流星大丈夫?
藤井流星
藤井流星
大丈夫やから、落ち着いて。












この病気になったばかりやから、この出血の量が重症か普通かはわからへん。












そこが余計不安やな。












ガラガラ
横山先生
藤井くん。大丈夫??
横山先生
ちょっと出血してる所見せてもらうよ?
藤井流星
藤井流星
はい。
横山先生
軽い出血だね。
小瀧望
小瀧望
えっ?これで軽いんですか?
横山先生
うん。












望と同じく俺も思った。












だって、たまたま床見たら血がめっちゃポタポタ垂れてたし、量もやばかったから。
横山先生
じゃあ消毒と手当てして、それでも止まらなそうだったら止血剤飲もっか。
藤井流星
藤井流星
わかりました。
横山先生
一旦病室戻ろ。
小瀧望
小瀧望
行かないで.....
横山先生
藤井くんのこと心配?











先生がそういうと望は頷いた。
横山先生
ここの病室で手当するか。
小瀧望
小瀧望
いいんですか.....?
横山先生
全然ええよ。
小瀧望
小瀧望
ありがとうございます
横山先生
じゃあまず消毒から行くよー。
藤井流星
藤井流星
はい。













先生は丁寧に消毒してくれたけど俺は怪我して出血してるとかじゃないから全然しみないし、冷たいっていう感覚だけやから不思議やった。
横山先生
よし、これでおっけーだね。
もし、止まる気配がなさそうだったら呼んでね。
藤井流星
藤井流星
はーい。











そう言って、先生は出ていった。
小瀧望
小瀧望
あの量で軽いって重い時どんななんやろう。
藤井流星
藤井流星
そうやな。
藤井流星
藤井流星
今みたいに、2人きりの時に出血とかしたら望無理して血見なくてええからな?
小瀧望
小瀧望
うん。











そんな時、俺の携帯から電話が鳴った。



作者
今日はもう1話投稿します!

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