藤井side
朝起きると、白い天井があった。
それは、いつも通りなんやけどなんかこの病室の雰囲気?が違う気がするねんな。
そう思ってい周りを見渡すと、部屋が広くベッドが5個並んでた。
淳太、神ちゃん、濵ちゃん、望がベッドに寝転がっていた。
望は眠っているみたいやったけど他はみんな起きてるみたい。
なんでおんの?
てか、なんで俺はこの部屋に移動してるん?
色々と分からないことだらけで頭がごちゃごちゃしてた。
体調??
あっ、そうや。俺、昨日発作が大変で昨日の朝神ちゃんに助けてもらったんや。
こんな風に会話してたけど未だに俺がなんでここにいるかようわからへん。
メンバーと一緒の病室にまとめたってことなんか?
でも、望がなんでベッドにおるん?
てか、逆に他に入院してるしげはなんでおらへんの?
照史はシェアハウスにおるん?
また頭が混乱してきた。
そういうことか!って思ったけど7人っていう言葉に引っかかった。
俺は、なんかわからんけど嫌な予感がした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!