第111話

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2021/01/02 02:14

小瀧side

中間淳太

なぁ、濵ちゃんと流星遅ない？

小瀧望

なんかあったんかな………。

中間淳太

もうちょっとして、来なかったら俺ちょっと見に行くな？

小瀧望

うん……。










俺は、胸騒ぎがした。









濵ちゃんがどこかで倒れてるかもしれへん。










流星も大丈夫かな。











発作起きてへんかな。











色々なことを考えれば考えるほど心配になってくる。










〜20分後〜

中間淳太

やっぱり来ないな。

小瀧望

そうやな………。

中間淳太

俺ちょっと探してくるわ。

小瀧望

なんかあったら連絡して………。

中間淳太

うん。










淳太は出ていった。










2人とも、大丈夫かな。











ガラガラ

小瀧望

あれっ………？

桐山照史

あっ、のんちゃん…………。

小瀧望

ごめんな………。俺のせいで……。

桐山照史

のんちゃんのせいなんて思ってないで………。

桐山照史

他のみんなは………？

小瀧望

神ちゃんは検査で、濵ちゃんと流星は戻ってこないから淳太が探しに行ってるところやで………。

桐山照史

そうなんや…………。

小瀧望

そんなことより、照史大丈夫体調は大丈夫なん………？

桐山照史

傷口が傷むけど大丈夫やで………。












照史は手術から時間が経ったとはいえ、まだ顔色が悪かった。

桐山照史

ごめん……。俺、ちょっと寝てもええ………？

小瀧望

ええよ………。











やっぱりだるいんやな。











照史が寝てから10分くらい経った。











ガラガラ

中間淳太

濵ちゃんと、流星が………！ﾊｧﾊｧ











淳太が息を切らして入ってきた。

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第112話 205

yuna

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。