第76話

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2020/08/03 13:17
作者
アンケートに答えてくださった皆様、ありがとうございました。

アンケートの結果、神ちゃんのやりたい事の2つ目から7つ目はこの物語が完結した後に、番外編として出すことにしました。

今回は、神ちゃんのやりたい事の1つ目のメンバーとの会食へ行く前の様子をお届けします!

では、どうぞ。









濵田side










この日の夜に、照史たちがまた来てくれたから神ちゃんのやりたい事をいなかったみんなに話した。








日程とか合わせたら、一番最初にできるのはメンバーとの会食になった。











会食の日は、今日から3日後。










ちょうど、その日に淳太も退院するらしいで!










俺も、早く回復して退院しないとやな。











しげと流星の主治医の先生に聞いたら、最近は重い発作とか出てないからその日の体調が良ければ全然行けるって、言われた。




神ちゃんの先生も忙しいんやな。

















神ちゃんの先生は、まだ会えてへんねん。
濵田崇裕
濵田崇裕
俺ちょっと飲み物とか買ってくるからそのついでに神ちゃんの先生がいそうなとこ覗いてくるな。
神山智洋
神山智洋
うん。よろしく。










いつものように飲み物を買ったあと、ナースステーションを覗きに行った。










あ、、先生や!
濵田崇裕
濵田崇裕
先生!








俺が大きな声で呼ぶと、先生はこっちに振り向いた。
濵田崇裕
濵田崇裕
今時間ありますか?
先生「全然大丈夫ですよ。」








そう言って俺の側へ来た。
濵田崇裕
濵田崇裕
少し、お話があって。
先生「そうなんですね。ここじゃあれだから、静かなところ行きましょうか。」
濵田崇裕
濵田崇裕
はい。










俺たちは屋上に来た。






先生「それで、話っていうのは?」
濵田崇裕
濵田崇裕
3日後に、神ちゃんの願いであるメンバーとの会食に出かけたいんですよ。
先生「はい。」
濵田崇裕
濵田崇裕
今の神ちゃんの状況で、外出っていうのは許可していただけるんでしょうかね。











先生は、「うーん。」としばらく悩んでいた。








先生「智洋くんがやりたいことなら先生は許可しても大丈夫ですよ。」
濵田崇裕
濵田崇裕
ほんとですか?!
先生「ただし、条件をつけましょう。」
濵田崇裕
濵田崇裕
はい。










先生「当日、智洋くんの体調が少しでも悪かったら、智洋くんに外出許可はできません。
出かけたとして、発作が出てしまった時のために、彼にも持たせるんですが、薬と吸入器などを皆さんが管理して、皆さんが応急処置のできるような準備をしてください。
あと、智洋くんは体力が低下してきています。可能であれば、車椅子を使っての移動にしてください。」
濵田崇裕
濵田崇裕
わかりました。








先生「なんかあったらこっちにすぐ連絡くださいね。
智洋くんのやりたいこと、沢山叶えてあげてください。」

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