第34話

130
1,613
2020/04/28 01:40
重岡side











ガラガラ
神山智洋
神山智洋
呼んできた!
先生「小瀧さん。聞こえますか?」
小瀧望
小瀧望
ハァ.....は.....ハァ.....い.....
先生「ちょっと小瀧さんを治療しないといけないので、運びますね。」












神ちゃんの先生は、とても冷静だった。











さっきよりも吐き気が強まってきた。
濵田崇裕
濵田崇裕
ちょっと俺、流星の様子聞いてくる。
神山智洋
神山智洋
俺は、照史たちに連絡してくるな。
重岡大毅
重岡大毅
う、うん。














二人が出て行ったあと俺は、耐えきれず、床に吐いてしまった。












吐いても吐いても、吐き気は治まらなかった。












最近、吐き気多ない?













ガラガラ
神山智洋
神山智洋
しげ?!
重岡大毅
重岡大毅
神ちゃん.......
神山智洋
神山智洋
大丈夫か?
神山智洋
神山智洋
まだ吐きそう?
重岡大毅
重岡大毅
うん.....
神山智洋
神山智洋
じゃあ、ここに吐き?
重岡大毅
重岡大毅
吐きそうで、吐けんねん.....
神山智洋
神山智洋
じゃあ、ちょっと背中さするで。












そう言って神ちゃんは俺の背中を優しくさすってくれた。











そのおかげで俺は、吐くことができて吐き気は治まった。
重岡大毅
重岡大毅
ありがとう.....
神山智洋
神山智洋
さっきから辛かったん?
重岡大毅
重岡大毅
まぁちょっと...
神山智洋
神山智洋
そっか。
神山智洋
神山智洋
床掃除してもらうように、看護師さんとかに言っとくな?
重岡大毅
重岡大毅
うん













流星や望は大丈夫かな。












俺たち、ホンマにどうなってまうんやろうな。

プリ小説オーディオドラマ