第27話

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2020/04/14 12:03
藤井side











しげが病室を出てからだいぶ時間が経った。
























俺以外のメンバーはシェアハウスに帰って家事とかしてる。












しげ、結構体調悪そうやったけど大丈夫かな。











しげってなんか自分で自分のこと追い詰めてるような気がする。
藤井流星
藤井流星
俺、しげのとこ行くけど神ちゃんも行かへん?
神山智洋
神山智洋
ええよー













コンコン













ノックをしても、返事がなかった。
神山智洋
神山智洋
入るでー?









ガラガラ
藤井流星
藤井流星
えっ.....?












しげの病室に入ると、そこには1度見た事のある光景があった。










苦しそうに酸素マスクをつけて寝ているしげ。












前、この光景を見た時も神ちゃんと一緒だった。
神山智洋
神山智洋
とりあえず、座ろか。
藤井流星
藤井流星
う、うん。










俺たちは、しげのベッドの隣にある椅子に腰掛けた。
神山智洋
神山智洋
やっぱりしげ、体調的にきつかったんかな。
藤井流星
藤井流星
だいぶ悪そうだったからな。








コンコン








看護師「失礼します。」










看護師が来た。
神山智洋
神山智洋
あの、しげってなんかあったんですか?




看護師「本人は、歩いててめまいと吐き気がしてきて、パニックになり過呼吸になったと言っていました。」

看護師「過呼吸になったあとは1回少しの間気を失っていました。先生はストレスから発作が起こったと言っていましたよ。」
藤井流星
藤井流星
そうなんですね。
神山智洋
神山智洋
ありがとうございました。












やっぱり、しげストレス溜まってたんや。

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