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第4話

感情…。
社長から入社の許可を得たあと、朱里は社員寮に住むこととなった。
社員寮に向かいながら太宰と朱里は言葉を交わしていた。
太宰治
…武装探偵社で働く事になった訳だが…どうだい?
文珠朱里
文珠朱里
…別に。何とも思ってないです
太宰治
釣れないねぇ
文珠朱里
文珠朱里
ただ…何故、私を探偵社に入れようと思ったのですか?
太宰治
君には、光の道を歩いて欲しかった
太宰治
…それが彼との約束だったしね
ボソリと、太宰が呟く。
文珠朱里
文珠朱里
元々どちらに居たのか分からないのに?
太宰治
暗闇の中に居るより余程いいさ
太宰治
さて、何か分からないことはあるかい?先輩として、色々なことを朱里ちゃんに教授しよう!
今までの空気を変えるように、太宰が一層明るい声で言う。
文珠朱里
文珠朱里
…そうですね…まずなんの仕事をすれば良いのでしょう?
太宰治
え、そこから?
文珠朱里
文珠朱里
はい
太宰治
…そうだねぇ一つ、言うとするならば
太宰治
…人を救けるんだ
文珠朱里
文珠朱里
…それだけですか?
太宰治
他にも色々とあるけれど…武装探偵社の一員として、私はコレが一番大切で、一番すべき事だと思うよ
文珠朱里
文珠朱里
…分かりました。命令を遂行します
朱里のその発言に、太宰が目を見開いた。
………違う、そうでは無いんだ。君には感情を持ち、自分の意思で動いて欲しいだけなんだ…。
太宰治
これは、命令ではないのだけど…
文珠朱里
文珠朱里
では、何ですか?
太宰治
助言…かな。「こうしろ」という強制ではないよ。提案のようなものだ
文珠朱里
文珠朱里
私は、結局なにをすれば良いのでしょう…
太宰治
感情のままに行動してみるといい
文珠朱里
文珠朱里
…感情。私は感情が分かりません
太宰治
それはきっと、これから探偵社で覚えるさ
─────少女が元々居たのは闇だった。底の見えぬ闇だった。












少女は─────
『ポートマフィアの機械人形オートドール
と、呼ばれていた。