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第7話

とんだ鉢合わせ
謎の男子生徒
君にピッタリなブラが見つかってよかった
 彼は頬を紅潮させ、満足げに頷いている。

 少し耐性がついてきた私の頭には、彼に聞きたいことがたくさん浮かんでいた。

 ちょうどここはショッピングモール。一応のお礼も兼ねて、ゆっくり話ができるカフェに誘うことにした。
山本 萌
ね、ねえ……って、ゲッ!
 彼のほうに身体を向けた瞬間、その方向の先に嫌ほど見慣れた姿が目に入ってきた。
木下 貴子
あれ? もえちゃんじゃない
 しまった。木下さんにショッピングモールに誘われたことをすっかり忘れていた。しかも、断ったのに男子とふたりで来ている姿を見られるなんて、大ピンチすぎる!

 気づいていないフリをして逃げるか、ごまかすか……って、どうやってごまかせばいいの!?
 パニックでまたもや思考回路がエラーを起こしてしまった。その間に、木下さんがしたっぱたちを引き連れて近づいてきた。
木下 貴子
確か、あたしのお誘い断ったよね。なのにどうしてここにいるの?
 まるで、獲物を狙っている蛇のような目が私を捉えた。


 冷や汗が次々と背中を伝っていくのがわかる。

 落ち着け、落ち着け、落ち着け……!



謎の男子生徒
すまない
 突然、彼に肩を掴まれて引き寄せられた。
謎の男子生徒
彼女は俺が先約しててな
木下 貴子
は?
山本 萌
えっ……
 私は彼の顔を見上げた。真っ直ぐな眼差しを木下さんに向けている。


 もしかして、庇ってくれたの……?
謎の男子生徒
彼女の胸を美しく魅せるためのブラを探しに来たんだ











 前言撤回。少しときめいた私がバカだった。