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第12話

友だち
 目的地に着くまで、歩きながら松浦くんとたくさん話した。
山本 萌
なんで松浦くんは小原くんと仲がいいの?
松浦くん
小学校からの幼なじみなんだよ。よくあいつからいじめっこを追い払ってたな~
山本 萌
小原くん、いじめられてたの!?
松浦くん
男なのに女の子っぽいとこに目をつけられてな。まあ、いじめっこは口だけのやつだったから、俺のグーパンでイチコロよ!
 松浦くんは得意げに胸を張った。
 あの小原くんがいじめられっこだったなんて、ちょっと信じられない。

 でも、辛い時を乗り越えているから、今の小原くんがいるのかな。

 ブラを選んでくれる、あのヘンタイが……。
山本 萌
ちょっと意外だな。今の小原くんは……なんか色々すごいから
松浦くん
確か、小原に無理やりブラ買いに連れていかれたんだっけ。ごめんな、あいつちょっと抜けてるというか……
山本 萌
ううん、私はすごく感謝してるの。おかげで、自分に自信がついてきたし
 萌という自分の名前を好きになれた。背筋が伸び、胸を張れるようになった。

 今、こうやって顔を上げて松浦くんと話せることも、全部、小原くんのおかげだ。
松浦くん
そうか。ならよかったし、俺も嬉しい
 松浦くんは白い歯を見せた。友だちが褒められてとても嬉しいことが伝わってきた。























松浦くん
おし、着いた!
 私たちが着いた場所は、駅前の大きなビルだった。


 松浦くんはなんの用があるんだろう? もしかして、ここに小原くんもいるのかな。
 中に入って奥側のエレベーターに乗った。5階に着き、降りると大きな看板が目に入ってきた。
『メイドカフェ・にゃんこハウス』


























 ……はい?