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第23話

さすが……
 取り返しのつかないことが起こるかもしれない!



 告白の盗み聞きがバレてしまうことなんて、一瞬で頭から飛んでいった。


 私も急いで屋上へ飛び出した。


 最初に視界に入ったのは、木下さんに詰め寄る松浦くん。木下さんがたじろぐほどの殺気を放っている。
松浦くん
てめえ、よくも小原に手え出しやがって!!!
 あの爽やかイケメンの松浦くんが、こんなに取り乱すなんて……。



 木下さんは、顔を真っ青にして固まってしまった。私も、恐怖で足が動かなくなった。










 そんな中、ひとりだけ動じなかったのは……

小原くん
落ち着け
 小原くんの手がふたりの間に入った。その途端、あれだけ怒りに身を任せていた松浦くんの動きが止まった。肩が激しく上下しているので、まだ怒りは収まってなさそうだが、どうにか制御できたようだ。





 小原くん、本当にすごい!




 私は感嘆のため息をもらした。




 一方、木下さんは何も言わずに急いで逃げていった。


 ふう、一件落着……。


































小原くん
で、これはどういうことなんだ?
 突然、小原くんの鋭い眼光が私たちに向けられた。







 そうだ、私たち、告白を盗み見してたんだった……。


 ちらりと松浦くんのほうを見ると、彼も冷や汗をかきながら目を泳がしている。


 でも、小原くんはいつものように静かに笑った。
小原くん
心配してくれたんだろう? 訳はなんとなくわかっている、安心しろ
松浦くん
あ~よかったあ……
小原くん
お前は別だ。危うく女の子に手を出そうとしていたからな
松浦くん
ええ~っ!?
 な、なんか松浦くんには悪いな……。そもそも、このきっかけをつくったのは私だし、私も何かおわびはしたい。
山本 萌
小原くん。私も盗み見したから、何かおわびがしたい!
小原くん
そうなのか? それならな……
 小原くんは少し考え込んだ後、手をパチンと鳴らした。





 覚悟はできてる。だって、既にブラジャーのサイズを知られているからね。



 さあ、なんでも来い!











小原くん
週末、買い物に付き合ってくれ

















 え、超拍子抜けなんですけど……。