第4話

君と同じ場所…姿で
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2018/02/22 13:45
月日は流れ、私は人間でいう15歳にまでなっていた。


ハルが中学っていう所に行ってから遊ぶのも減って


高校になったらもっと減るって聞いたから


私は修行ということにして


ハルが通っている高校に術を使い転校生という事で入学することにした。


でもそれには条件があってそれはヤマトと一緒に入学すること。


最初は嫌だったけどハルに会えると思うと


そんな事は気にしなくなり


私は明日から行く学校の準備を急いだ。


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あなた

ヤマトー!!早くー!!

ヤマト
そんな早く行かなくても…。
そんなふうにトロトロ歩くヤマトの手を掴み


学校まで残り500メートルの所まで術で移動し正門まで歩いた。
生徒A
あの子みて…
生徒B
すごい…
正門を入ると全員の視線は私達にきていて


辺りあらはコショコショと話している声が聞こえ


私とヤマトは頭にハテナを浮かべて目を合わせた。
あなた

なんか変なのかな?

ヤマト
人間の雑誌に同じやつ来てきたからいいとは思うんだけど…
ハル
あれ?あなた?
あなた

ハル!?

私達が話していると後ろから自転車を押してくるハルがいて


私はハルに駆け寄った。
あなた

ねぇハル…私達なんか変なのかな?
転校初日だから不安で…。
周りもなにか話してるみたいだし。

ハルは周りを見渡し、クスッと笑った。
ハル
お前ら美形だからだろ。
あなた

び、美形…?

ハル
可愛い、カッコイイ、ってこと。
あなた

確かにヤマトは顔だけはカッコイイもんね!

ヤマト
一言よけい
ハル
お前ら(笑)
そんないつも通りの私達の会話をハルは笑っていて


私は何が面白いか分からなかったけど


ハルの隣でいられることが嬉しかった。
いつも会う時、君は制服で私は私服。
会えるのは週に1回あるかないか。
でも…これからはずっと隣で。同じ姿で
いられるんだね。

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