「無理してはいけない。」
このルール作ったのって確かお兄ちゃんだったよね。
「ルールは絶対に守る。これも約束な?」
これを言ったのもお兄ちゃんだったね。
ごめん。私守れてないや。
「私のシルク様に手を出すな!」
そう言われながらいじめられて来た。
私がお兄ちゃんの近くにいるからこうなるんだよね。
でもお兄ちゃんじゃ無いと、マサイとかぺけとかザカオとか、Fischer’s のメンバーじゃ無いときっとダメなんだと思う。
お兄ちゃん、こんなわがままな自分でごめんね。
今日は楽しみだよ。退院して初めてカリブラの家に行くからね。
次回、カリブラハウスにてハプニング発生!?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!