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第4話

出会い
33
2018/01/27 10:44
学校についた。
あなた
唯菜、また後でね!!
前川 唯菜
うん‼‼
唯菜とは違うクラス。
私はぼーっとしながら教室まで歩いていた。
クラスメイト
あ、殺し屋だぁ。
もう近づきたくね。
実は私は蒼が亡くなってから
『蒼はお前が殺した』など
中学が一緒だった人に愚痴られるようになっていた。
いつからか中学が違う人たちも私を避けるようになった。
でも、私はくじけない。
だって、蒼を殺したのは嘘じゃないと思うから。
もっと病に早く気づいていれば助けられたのにと思うからだ。
あなた
……。
女子軍
ねぇ、あなた‼‼
私プリント忘れちゃったからさぁ。
答え写させてくんない??
あなた
あ、うん。
はい。
そういってプリントを渡すと、そのプリントは破られてしまった。
野々川 悠太
おい‼‼
そこの女子軍流石にそれは
やり過ぎだよ…。
女子軍
ゆ、悠太先輩…!!
これは違うんです!!
すると、悠太先輩という人は私の手を取って空き教室に連れて行かれた。
野々川 悠太
大丈夫??
あなた
あ、ありがとうございます。 
た、助けてくださって。
野々川 悠太
ううん。
ほんとあいつら懲りないよね。
傷ついてるのわかんないのかなぁ。
つらいよな。
といって私の頭を撫でた。
これが私と先輩の出会い。

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