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第65話

胡蝶蘭【まふまふ】
あなたside
あなた
あなた
………うっ……ぐすっ…
泣きながら廊下を一人歩く。
モブ
モブ
あなたさん?
大丈夫?
あなた
あなた
あ……大丈夫です。
すみません。
先程からすれ違う人皆心配してくれているにも関わらず、
激しい虚無感が私を襲う。
あなた
あなた
まふ君の事……私、避けて………
ポツりとそう言う。
すると、その呟きに続くように
弱音が口から溢れ出る。
あなた
あなた
なんでっ……
なんでまふ君の事避けなきゃいけないの……?
あなた
あなた
話したいよ………
嫌われたくないよ……っ
あなた
あなた
うぅ……
その場に座り込む。
もうホームルームが始まる時間で、
回りには誰もいなかった。

……私は、
まふ君と話せないこと、
まふ君に触れられないこと、
それが悲しいんじゃない。





まふ君を避けることで、
まふ君に会わないようにすることで、
まふ君に嫌われるのが、
怖いんだ。

悲しいんだ。

苦しいんだ。





『僕、あなたの事嫌いになったから…さよなら。』
そんなまふ君の声が脳裏に響く。
あなた
あなた
やだっ………
まふ君は、そんなこと言わない………!
分かってる。
分かってるんだ。


まふ君が、
避けただけで怒るような人じゃないって事、
そんな簡単に人との縁を切るような人じゃないって事。

………分かってるのに…


頭に浮かぶのは
まふ君に別れを告げられる事ばかりで、

『まふ君はそんな人じゃないのに、なんでこんな事考えてるんだろう。』
って自分が嫌になる。




キーンコーンカーンコーン
あなた
あなた
あ………
そんな事をしていたら、
もうホームルームの終わりを知らせるチャイムが鳴っていた。
あなた
あなた
ホームルーム、出られなかったな。
なんて呟く。
あなた
あなた
………我ながら、精神弱いなぁ…
そう言って、無理矢理ヘラりと笑う。



…………教室行かなきゃ。
そう思った時でした。
まふまふ
まふまふ
あなた!
君が現れたのは。




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作者
作者
…………投稿遅くてごめんなさい。