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第61話

胡蝶蘭【まふまふ】
あなたside
あなた
あなた
………ハァ。
帰り道。
一時間前の事を思い出し、思わずため息をつく。
あなた
あなた
まさか、まふ君が××××××されてるなんて……



遡るさかのぼる事1時間前……
まふまふ
まふまふ
僕っ……ストーキングされてるかもしれない……
涙を流して、震えながらまふ君はそう言う。
あなた
あなた
ストーキング……って……
ストーカーがいるってこと……?
そんな………ストーカーなんて……
まふまふ
まふまふ
うん………僕の家のポストに毎日
『愛してる』って紙が入ってたり……
まふまふ
まふまふ
それに、ずっと誰かに見られてる気がするんだ……
今もどこかから監視されてるみたいで……っ
まふ君の涙がボロボロと溢れる。
あなた
あなた
い、いつから……?
まふまふ
まふまふ
ポストに毎日紙が入ってるのが始まったのはあなたと付き合い始めた頃からだけど……
まふまふ
まふまふ
視線は、ずーっと前から。
高2になってからずーっと見られてる気がして……
あなた
あなた
そんなに前から………
まふ君が私に冷たくしてた時も
まふ君は一人で悩んでたんだ。
誰にも相談せずに………


一人で。
あなた
あなた
っ…
そう思うと胸が苦しくなった。

だって、そんなの酷いじゃないか。
まふ君は何もしてないのに、
なんでこんなに苦しまなくちゃいけないんだろう。
まふまふ
まふまふ
それで……ここからが本題なんだけど……
まふまふ
まふまふ
あなたちゃん・・・
まふまふ
まふまふ
少し、距離を置こう?
あなた
あなた
え………。
まふまふ
まふまふ
このままじゃ、あなたちゃんにまで被害が及ぶかもしれない。
まふまふ
まふまふ
僕とあなたちゃんが付き合ってるなんて知ったら、
ストーカーしてる人は……あなたちゃんに危害を与えるかもしれない。
まふまふ
まふまふ
だから、距離を置こう?
僕は、あなたの事あなたちゃんって呼ぶから。
……ね?
あなた
あなた
そんな……!!
私なら大丈夫だよ!
あなた
あなた
それに………
まふまふ
まふまふ
………
あなた
あなた
!!
それに……
と言おうとしたところでまふ君に口を塞がれた。
正確には、口で口を塞がれた。
まふまふ
まふまふ
………お願い。
あなたの事、守りたいんだ……。
こういう時くらい、カッコつけさせて?
ね?
唇を離してそう言うまふ君の目は、
とても悲しそうで、
助けを求めている目だった。
あなた
あなた
………まふ君…
私はその瞳を見てただ名前を呼ぶことしかできなくて……
まふまふ
まふまふ
それじゃあ。
また明日ね!あなたちゃん。
あなた
あなた
…………
まふ君はそのまま走り去ってしまった。




……………………………
あなた
あなた
ハァ。
あなた
あなた
あの時、何て言えば良かったんだろう……
離れたくないって気持ちは確かなのに、
上手く言葉に表せない。
あなた
あなた
…………。
そんなことを考えながら
1人とぼとぼと帰路を歩く。





すると、
泥棒猫さん見~つけた♥️
という声が後ろからした。
あなた
あなた
!!
急いで振り向いたときにはすでに、
激しい電流が体に走っていて……
私は意識を失った。
アハハッ♥️
どう調理しようかな………?
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作者
作者
舌打ち。