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第4話

恋の充電5%
まふまふside
モブ
モブ
キャー!!
生徒会長様ーー!!
今日も、女子の黄色い声が聞こえる。
でも、それは僕に向けてではなく隣にいるこの人……
そらる
そらる
………うるさ…。
そう。そらるさんに向けてだ。
そらるさんは、生徒会長で、僕の幼馴染み。
そして僕にとって、憧れの人だ。
まふまふ
まふまふ
そらるさん……あなたの事、
今日も無視するんですか…?
そう言って僕はこっそりそらるさんに
耳打ちする。
そらる
そらる
……仕方ないだろ。
俺達があなたにこれ以上惚れないためにも
なるべく関わらない方がいいんだから。
まふまふ
まふまふ
そう……ですよね…。
あなたの秘密を知った以上
僕達はあなたにこれ以上恋をすることは許されない。
それは分かってるけど……
まふまふ
まふまふ
やっぱり……またあなたと話したいな…。
僕はそう呟く。
すると
あなた
あなた
 ………………あ。
まふまふ
まふまふ
あ。
あなたと目があった。
そらる
そらる
ん?
僕の声に釣られてそらるさんもあなたの方を見る。



これは、まずい。
あなた
あなた
………お、おはよう!
案の定あなたは僕たちに挨拶をしてきた。
久しぶりの会話にドキッと胸が高鳴る。
………でも、冷たくしなきゃいけないんだ…
そらる
そらる
………はよ。
そらるさんは、平然として
冷たい態度をとる。

でも、きっと内心は僕と同じで辛いだろう。
まふまふ
まふまふ
…………お、はよ。
一生懸命冷たく挨拶をする。
ズキリと胸が痛む。
あなた
あなた
…………っ!!
あなたが、泣きそうな顔をしているのは分かる。
……分かるけど、気持ちが溢れ出さないように
僕はしっかりと校舎だけを見据える。
あなた
あなた
ご、ごめんなさい…。
また今度ね…!
まふまふ
まふまふ
え?あ、うん。
そらる
そらる
ん。
驚いてしまった。
なんで、あなたが謝るんだろう。
そらる、まふまふ
そらる、まふまふ
ばいばい。
あなた
あなた
…………。
あなたは、何も言わずに走り去ってしまった。
まふまふ
まふまふ
(嫌われちゃったかな…)
あなたに酷いことをしているのに
嫌われたくないと思ってしまう僕は
本当に、狡い人間なんだろうな。
まふまふ
まふまふ
………っ。もう、こんなの……嫌だよ…。
そんな、僕の悔しさと後悔の混じった
一人言は、誰にも届くことはなく
空へ消えていった。