無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第27話

恋の充電50%
まふまふside
先生
次、あなたさーん!
あなた
あなた
は、はい!
先生がそう呼ぶとあなたが前に出てきた。
まふまふ
まふまふ
…………?
チラチラとこっちを見てるけど……なんだろう?
あなた
あなた
私は……小さい頃から仲の良い友達が四人いて、その友達の事が大っ好きなんです。
あなたが喋り始める。
あなた
あなた
でも………高校になってから、その内の2人は私とは遊んでくれなくなってしまいました……。それでも、私はその2人の事が大好きでどこにも行ってほしくないんです!
あなた
あなた
また遊びたい、どこにも行ってほしくない。そんな思いを込めてこの曲を選びました。
あなた
あなた
聞いてください。
あなた
あなた
いかないで。
音楽が流れ始める。
前奏の最中、そらるさんが僕に話しかけてきた。
そらる
そらる
まふ。あなたが言ってた二人の友達って…俺らだよな…。
まふまふ
まふまふ
………え?
そらる
そらる
あなたがそんな風に思ってたなんて……
そらるさんは一人でブツブツ言っている。
気づかなかった。僕達の事だったんだ…。
でも、あとの二人は誰?
そう思っていると、あなたの歌が始まった。
あなた
あなた
何でもないと 口をつぐんだ
ホントはちょっと 足を止めたくて
あなた
あなた
だけどもきみは早足で すっと前を行くから
ぼくはそれを 見つめてる
あなた
あなた
最終便 きみは乗る 
ぼくを置いてって
あなた
あなた
はしりだす ゆっくりと 
地面がずれていく
あなた
あなた
泣いちゃだめ 泣いちゃだめ 
でもホントは言いたいよ
あなた
あなた
「いかないで」
あなた
あなた
遠くへと 消えていく 
ぼくを置いてって
あなた
あなた
もう随分 見えないよ 
夜が崩れていく
あなた
あなた
泣いちゃだめ 泣いちゃだめ 
でもホントは言いたいよ
あなた
あなた
「いかないで」
あなた
あなた
祭りも終われば いつもと同じ
変わらぬ夜が 来るんだと知った
あなた
あなた
だけどもきみはいつもより 
ずっと色っぽく見えて
あなた
あなた
ぼくはそれを 見つめてる
あなた
あなた
時間だけが 過ぎていく 
ぼくを連れてって
あなた
あなた
帰り道 暗いけれど 
一人で大丈夫かな
あなた
あなた
街灯に 照らされて 
影ができている
あなた
あなた
一人ぼっちさ
あなた
あなた
遠くへと 消えていく 
ぼくを置いてって
あなた
あなた
完全に また今度 
夜が滲んでいく
あなた
あなた
泣いちゃだめ 泣いちゃだめ 
でもホントは言いたいよ
あなた
あなた
「いかないで」
あなた
あなた
泣いちゃだめ 泣いちゃだめ 
でもホントは言いたいよ
あなた
あなた
「いかないで」
曲が終わる。

少しの沈黙の後に僕達の時とは比べ物にならない程の
大きな拍手と歓声。
モブ
モブ
あなたちゃん!
辛いことあるなら聞くよー!?
モブ
モブ
いや、歌うますぎでしょ!!
モブ
モブ
切ない~!
まふまふ
まふまふ
……………あなた……。
僕はただ目に涙を溜めて名前を呟くことしかできなかった。
そらる
そらる
…………………。
隣を見ると、そらるさんも目に溜まった涙を必死にぬぐっている。
まふまふ
まふまふ
(…………これ以上、好きにさせないでよ……。あなた……。)
そう思ったときだった。
先生
はい!これで、全員歌ったね?
先生
今日の、歌の発表はこの季節に学校で毎年開催されているシンガーコンテストの代表者を決める為のものでした。
先生
そこで、先生が今の歌を聞いて、選抜した人を今から代表者として発表します。
先生
呼ばれた人たちは前に来るように。
…………は?代表者??
先生
えー……うらたぬき、坂田、まふまふ、そらる、あなた。
この五人前に出てきて~。
まふまふ
まふまふ
…………
渋々前に出る。
先生
今年はこの五人に出てもらいます。
皆さんいいですか?
そう先生が言った途端に音楽室に響く有無を言わさない拍手喝采。
そらる
そらる
え、先生。俺、1年じゃないんですけど……。
先生
いいの。先生が校長に言っとくから!
そらる
そらる
はぁ…。
そらるさんでさえ、逃げられないのだからもう僕が逃げるなんて事は無理だろう。
まふまふ
まふまふ
マジか……
こうして、僕達5人は大会に出ることになってしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者
作者
大会………皆の気持ちに変化が表れそうですね…?