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第5話

恋の充電8%
あなたside

あの後、後ろも振り返らずに
ただひたすらに走って、教室へ行った。
教室へ入ると、きっと私が泣いていたからだろう。
モブ
モブ
大丈夫!?どうしたの!?
モブ
モブ
どこか痛い?
それとも、誰かに泣かせられた?
と、皆心配してくれた。
あなた
あなた
大丈夫です!心配かけてしまって、
すみません…。
そう言ったが、私が一向に泣き止まないのを
見計らって、皆は保健室へ私を連れていってくれた。
モブ
モブ
先生には具合が悪いって言っておくね!
あなた
あなた
ありがとうございます…!
そう言って、クラスメートの女の子は
保健室を出ていった。
あなた
あなた
はぁ…………皆に迷惑かけちゃったなぁ…
ベッドに横になりながら一人呟く。



すると、
失礼しまーす。
という声が聞こえた。

ベッドのカーテンを少し開け、
声のした方を覗いてみる。
そこにいたのは……
そらる
そらる
先生怪我……っていないのか。
そらるさんだ。
あいにく、先生は先程職員室の会議に行ってしまった。
あなた
あなた
(どうしよう……)
そう思いながら、そらるさんをじっと見つめる。
すると、そらるさんの足から血がドクドクと
流れていることに気がついた。
あなた
あなた
………!!
その姿はとても痛々しくて、
ただ見ているだけという事はできなかった。
あなた
あなた
そらるさん!どうしたんですか、その傷!!
そらる
そらる
え………あなた…?
私は、ベッドから飛び出してそらるさんに
駆け寄った。
いきなり私が飛び出してきたからだろう。
そらるさんは、珍しく戸惑っていた。
だけど今はそんな事どうでもいい。
あなた
あなた
いいから答えてください!!
その足はどうしたんですか!
そらる
そらる
え……あ。その、資料を運んでたら転んで…
擦りむいちゃって…。
あなた
あなた
もう!無理はいけませんよ!
たまには、誰かに頼ってください!!
資料も、たくさん一人で持ってたから転んだんですよね?
そらる
そらる
う、うん。
あなた
あなた
私は、そらるさんと、まふ君が怪我したり
傷つくのが一番嫌なんです!
とりあえず、手当てしますよ!
その後は、そらるさんは何も言わなかった。
手当て中もずっと、黙っていた。
ただ、いつもと違ったのは、
そらる
そらる
…………
そらるさんの目がじっと私を見つめていたこと。
確かにそらるさんの目には私がしっかりと映っていた。
あなた
あなた
フフッ
そらる
そらる
こうやって、しっかりとそらるさんの目に私が映るのなんて、いつぶりだろう。
そう考えると、嬉しくてついつい笑みがこぼれる。
あなた
あなた
…………はい!できましたよ!
手当てが終わった。

もう少し一緒にいたかったな……なんて。
そらる
そらる
あぁ。ありがと。
あなた
あなた
いえいえ!
そらる
そらる
ん。じゃ、俺戻るから。
あなた
あなた
はい!また今度!
そらる
そらる
ばいばい。
あなた
あなた
…………
あなた
あなた
はぁ。
そらるさんが、見えなくなった後、
一人ベッドに横たわりため息をつく。
あなた
あなた
やっぱり………“ばいばい”なんだ…
やっぱり、私になんて会いたくないのかもしれないな。

でも、
そらる
そらる
“ありがと。”
そらるさんは、確かに私にそう言った。
あなた
あなた
(今までだったら、何をしてもお礼なんて絶対に言われなかったのに……)
期待してもいいのかな…?
あなた
あなた
(また、昔みたいな関係に
戻れてきてるって、期待してもいいのかな?)
あなた
あなた
…………教室戻ろ。
そして、あなたは教室へと戻っていった。