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第31話

恋の充電60%
まふまふside

大会当日。
まふまふ
まふまふ
うわ~……緊張する~……。
そらる
そらる
落ち着け。まふ。
あなた
あなた
………きっと、大丈夫だから。
緊張で顔が強張っている僕を落ち着かせようとしてくれるそらるさんと、あなた。
今日は、大会当日だ。
あなた
あなた
あれだけ練習したんだから…
大丈夫!!
まふまふ
まふまふ
そ、そうだよね!
僕達が歌うのは初恋学園・純愛歌に少しアドリブを加えたものだ。
そらる
そらる
絶対成功させよう。
まふまふ
まふまふ
はい!
<続きまして、1学年代表。
まふまふさん、そらるさん、あなたさんです。
アナウンスが鳴る。
そらる
そらる
よし……行くぞ。
あなた
あなた
はい!
まふまふ
まふまふ
………はい!
そうして、ステージに出る。
と同時に女子の黄色い声と男子の雄叫び。
モブ
モブ
生徒会長様ぁーーー!!
モブ
モブ
まふまふさーーーーん!!
モブ
モブ
あなたちゃーーーーーん!!!
僕の名前が呼ばれたのは……多分気のせいだろう。
あなたは、そらるさんファンの女子に睨まれ、
そらるさんと僕はあなたの隠れファンの男子達に睨まれる。
そらる
そらる
俺達が歌うのは、ボーカロイド曲です。
が、そんなのは気にせずにそらるさんは喋り始める。
まふまふ
まふまふ
一生懸命練習してきました!
僕も、観客に向けて喋りかける。
あなた
あなた
聞いてください!
そ、ま、あなた
そ、ま、あなた
初恋学園・純愛科!!
大きな歓声と共に曲が流れる。
出だしは僕から……!
いくぞ!!
まふまふ
まふまふ
勉強も運動も全然ダメな僕だけど
身の程知らず会長に恋をしました
まふまふ
まふまふ
一大決心!7100字のラブレター!
だけど手渡す勇気がないのです…
あなた
あなた
ねぇ、視線がバレバレよ
あなた
あなた
ねぇ、用事なら言いなさいよ!
まふまふ
まふまふ
えっと、あのえっと……
とてもいい天気ですね!
まふまふ
まふまふ
今日も平和で良かったな~!
あなた
あなた
どうして震えてるのよ?
あなた
あなた
それに何隠してるの?
見せなさいほら!
まふまふ
まふまふ
『ダメーー!!』
まふまふ
まふまふ
『会長こ、これ……』
あなた
あなた
『なによ?』
まふまふ
まふまふ
『だからその……』
あなた
あなた
『はぁ……2番始まるわよ』
まふまふ
まふまふ
『えぇ!?ちょ、ちょっt』
そらる
そらる
ご覧、僕から
溢れ出すカリスマのオーラ
そらる
そらる
ネクタイはもちろん
ベーベリーの特注さ!
あなた
あなた
何それ聞いたこともない
変なブランド
あなた
あなた
それに教室で
薔薇咥えないでよね!
そらる
そらる
ねぇ、今度の日曜ってさ…
あなた
あなた
あぁ、習い事よ
また今度ね!
そらる
そらる
あぁ、パーフェクトな
僕が怖いの子猫ちゃん?
そらる
そらる
女子のジェラシーなら仕方ないのさ
あなた
あなた
その根拠のない自信
ちょっとだけ羨ましいわ
あなた
あなた
…もう夕暮れね
そらる
そらる
『日曜日がダメなら土曜日は?』
あなた
あなた
『あぁ、資料整理だけど…』
そらる
そらる
『あぁ、やっぱり全てが完璧な僕が怖いんだね子猫ちゃn』
あなた
あなた
『あ!3番入るわよ』
そらる
そらる
…これは幼馴染みの
冴えない子羊ちゃん
そらる
そらる
彼女は僕とお喋り中だぜ?
まふまふ
まふまふ
これじゃダメだ
もうヘタレなんて呼ばせない!
まふまふ
まふまふ
会長!
この手紙読んでください!
まふまふ
まふまふ
あぁぁぁ!!
まふまふ
まふまふ
「その絹のような髪が風になびく度」
まふまふ
まふまふ
「僕の鼓動は高鳴り…ホニャララ…」
そらる
そらる
文才はなかなかだな
そらる
そらる
だけど彼女は僕を選ぶ…
なぁ、そうだろう?
あなた
あなた
あきれた二人ね返事は…
さぁ、どうでしょう
あなた
あなた
だけどひとつ思ってることはね
そ、ま、あなた
そ、ま、あなた
こんなバカみたいな日々が
ずっとずっといつまでも
そ、ま、あなた
そ、ま、あなた
続けばいいな
まふまふ
まふまふ
『会長!本気で好きなんです!
お返事ください!!』
そらる
そらる
『僕も、本気で好きだよ。
返事…くれない?』
あなた
あなた
『さぁどうでしょう?』
そらる、まふまふ
そらる、まふまふ
『会長~…』
あなた
あなた
『フフッ……』
そ、ま、あなた
そ、ま、あなた
『貴方はどちらを選びますか?』
曲が鳴りやむ。


すると、歓声や、アンコールの嵐。
モブ
モブ
まふまふさーーーーーん!!
モブ
モブ
生徒会長様ぁーーーーー!!
モブ
モブ
選べないーーーーーー!!
モブ
モブ
うぉぉ!!あなたちゃん最高ーーー!!!!
モブ
モブ
アンコール!
モブ
モブ
アンコール!
嬉しい……二人も同じ気持ちなのだろう。
とても、嬉しそうな笑みを浮かべていた。
先生
アンコールはルール上いけませんので、まふまふさん、そらるさん、あなたさんは、速やかにステージから降りてください。
アナウンスから先生の声が聞こえる。
あなた
あなた
降りよっか…((ボソッ
アンコールは無しという先生のアナウンスに
盛大なブーイングがおこっている中あなたが言う。
そらる
そらる
そうだな。
そらるさんが同意をする。
もちろん僕も、
まふまふ
まふまふ
うん。
同意をした。
3人でお辞儀をし、ステージから降りる。
そして、響くのは次のグループのアナウンス。
あなた
あなた
それじゃあ私、うらたさん達のところ行くね!
まふまふ
まふまふ
あ、うん!!
あなた
あなた
また後で!
まふまふ
まふまふ
(あーあ…ここでさよならしたら
またあなたを無視する生活に逆戻り…か。)
なんて考えていると、
そらるさんがあなたの手を掴んだ。
そらる
そらる
待って。
あなた
あなた

そらるさん?
そらる
そらる
さっきの最後の告白、
あれ本気だから。
まふまふ
まふまふ
………え?
何を言ってるんだろう。
あなた
あなた
…………!?
あなたも驚いた顔をしている。
そらる
そらる
…………
そして、そらるさんはあなただけを
しっかりと見据えている。
まふまふ
まふまふ
そ、そらるさん??
そう、そらるさんに話しかけると
そらる
そらる
………!!
ハッとした表情になってから
慌ててあなたの手を離した。
そらる
そらる
ごめん。
今のは、忘れて。
あなた
あなた
………え?
そらる
そらる
いいから。忘れて。
あなた
あなた
わ、忘れるっていうのは…?
そらる
そらる
い、今のは、その、
ちょっとしたそらるさんジョークだから。
あなた
あなた
あ!そ、そうだったんですね!
アハハ……
二人の間にぎこちない空気が流れる。
まふまふ
まふまふ
ほ、ほら!あなた!
うらたぬきさん達のところ行かないとでしょ?
あなた
あなた
あ!そうだね!
それじゃあ、今度こそまた後で!
そらる
そらる
あ、あぁ。また後で。
まふまふ
まふまふ
また後でね!
そう言うとあなたは
“嬉しそうな表情”をしながら
走り去ってしまった。
まふまふ
まふまふ
………ん?嬉しそうな表情…?
僕たち、何かしたっけ?
そんな事を思いながら、僕は出場者専用の観客席へと向かった。