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第54話

恋の充電完了いたしました。
※今回のお話は、『恋の充電・・・%』を見ないと理解できないと思います。
ご了承下さい。※
そらるside
信号を無視したトラックがあなたに向かって突っ込んで来る。
あなた
あなた
え……
そらる
そらる
危ない!!
考えるよりも先に体が動いていた。
ただ、あなたを守りたかった。
その一心であなたを突き飛ばす。
あなた
あなた
……っ!!
あ……これ、死ぬかも。

でも、あなたが生きてくれるなら……
そらる
そらる
………好きだよ。
最後にあなたに向かってそう呟く。

あなたを助けられたのは嬉しい……けど、
やっぱりもう少し、あなたと生きたいな……。
あなた
あなた
そらるさん!!!
そこで俺の意識は途絶えた。

先程まで晴れていた空は、いつの間にか雨が降っていた。
あなた
あなた
そらるさん……!
倒れて動かないそらるさんの所へ急いで向かう。
あなた
あなた
………っ!!
目の前には頭から血を流して倒れているそらるさんの姿。
あなた
あなた
守ってくれたんですよね……?
そらるさんは私を助けてくれた。
なら今度は、私がそらるさんを助ける番だ。
急いで携帯を取り出し救急車を呼ぶ。
あなた
あなた
友人………いや、恋人が車に引かれて……はい。はい。○○区××町の交差点です。
はい。よろしくお願いします。
あなた
あなた
そらるさん……きっと、助かりますから!
そう言ってそらるさんの手を握る。




しばらくして、救急車が来た。
そらるさんと一緒に救急車に乗り、
まふ君達に連絡をいれる。
そんなことをしていたら、
あっという間に病院に着いていた。
あなた
あなた
よろしくお願いします……!!
そう先生に伝えると、そらるさんは手術室へと運ばれてしまった。
あなた
あなた
………っ。
緊張しながら廊下のベンチでそらるさんの手術が終わるのを待つ。
………待ちはじめてから一時間がたった頃、
髪をボサボサにして息を切らしたまふ君達が来た。
まふまふ
まふまふ
そらるさん!!!!
坂田
坂田
あなた、そらるさんは!?!?
二人に肩を掴まれながら問い詰められる。
うらたぬき
うらたぬき
二人とも落ち着け。
焦ってもそらるさんが助かる訳じゃない。
天月
天月
そうだよ!!
あなたちゃんも、困ってる。
うらたさん達が二人を宥めてくれる。
あなた
あなた
………そらるさんは、今手術中だよ。
先生にここのベンチで待っててって言われた。
まふまふ
まふまふ
………そっか…。
うらたぬき
うらたぬき
俺たちもそらるさんの手術終わるまで待つわ。
あなた
あなた
はい……。
四人でそらるさんの手術が終わるのを待つ。
………2時間後、手術室の手術中のランプが消え、先生が出てきた。
先生に、
あなた
あなた
そらるさんは!?
と聞くと、手術は成功しました。
しばらく入院が必要ですが、
すぐにまたいつも通りの生活に戻れますよ。


と言い、
そらるさんがいる部屋へ案内してくれた。
あなた
あなた
………そらるさん?
恐る恐る声をかけてみる。
そらる
そらる
………!
あなた…!
嬉しそうにそらるさんは返事をくれた。
そらる
そらる
良かった……あなた、無事だった……
あなた
あなた
良かったじゃないですよ……!!
心配したんですから……!
ボロボロと涙を流しながらそらるさんの元に駆け寄る。
そらる
そらる
ごめん……
あなた
あなた
……っ。
でも、助けてくれたのは嬉しかったです。
ありがとうございます……!
そらる
そらる
俺がやりたくてやった事だから別にいいよ。
あなた
あなた
………。
ふわりと笑いながらそう言うそらるさんを見ていると、
胸の奥が締め付けられた。

やっぱり、私は………
まふまふ
まふまふ
………僕、帰りますね。
そらる
そらる
え。もうちょっといればいいのに。
まふまふ
まふまふ
帰ります。
あなたから、そらるさんに話もあるみたいですし……
まふ君が私の方を見て、切なく笑った。
まふまふ
まふまふ
ほら。皆も帰ろ。
坂田
坂田
えー?俺もー??
まふまふ
まふまふ
いいから、早く!
まふ君に押し出されて皆帰ってしまった。


まふ君、私が告白しようとしてるの分かって気を使ってくれたのかな……
後でお礼しなきゃ。
そらる
そらる
………あなた。まふが言ってた話って、何?
そらるさんが、不思議そうに首を傾げながら聞いてくる。
あなた
あなた
あ……その、告白の返事の事で……
そらる
そらる
………!!
そらる
そらる
返事、くれるの?
あなた
あなた
はい。私は、そらるさんの事が……
上手く言葉がはっせない。
両思いだと分かっているのに、こんなにも心臓がうるさい。
あなた
あなた
………っ!
私は、そらるさんの事が大好きです!!
勇気を振り絞り、大きな声でそう言う。
あなた
あなた
なので、付き合ってくれませんか……?
そらる
そらる
………。
そらるさんは、目を見開きビックリしたような表情を見せたあと、
そらる
そらる
大声で大好きとか……ヤバいだろ
と言って笑いだした。
あなた
あなた
へ、返事はしましたからね…!
そらる
そらる
あぁ。返事をくれてありがとう。
そらる
そらる
両思いって事で……いいんだよな?
あなた
あなた
はい。両思いです…!
そらる
そらる
じゃあ、付き合う?
あなた
あなた
………!!よろしくお願いします!
満面の笑みで、私はそらるさんに向かってそう言った。
雨が降っていた空は、いつの間にか晴れて虹がかかっていた。
そらるHAPPY END

『After the Rain』
(雨上がりの空に)
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(おまけ)
そらるside
そらる
そらる
じゃあ、付き合う?
あなた
あなた
………!!よろしくお願いします!
満面の笑みで、あなたがそう言う。
そらる
そらる
こちらこそ、よろしく。
なんて。いつも通りの返事をしたけど、
心はこんなにも騒がしい。


あなたと付き合えることが、とてつもなく嬉しい。
ピコン♪
そらる
そらる
ん?
某有名メッセージアプリの着信音だ。
そらる
そらる
ちょっと、ごめん。
携帯見る。
あなた
あなた
はい!大丈夫ですよ!
あなたに確認をとってから
某有名メッセージアプリを開く。
そらる
そらる
……まふまふから?
届いたメッセージの主は、まふまふだった。
そらる
そらる
不思議に思いながらまふまふと書かれた欄を
タップし、
個人チャットに入る。
そこには、
まふまふ
まふまふ
あなたの事、幸せにしてくださいね!
という、まふまふからのメッセージがあった。
そらる
そらる
あぁ。ありがと。
と送ると、
まふまふ
まふまふ
幸せにしなかったら、僕があなたの事
とっちゃいますからね?
と返ってきた。
そのメッセージに俺は一言、
そらる
そらる
幸せにするに決まってんだろ。
とだけ返信した。
+++++++++++++++++++
まふまふside
まふまふ
まふまふ
あーあ。そらるさん、本当にあなたの事幸せにするんだろーな。
そらるさんとのメッセージのやり取りを見ながら、ベッドにダイブする。
まふまふ
まふまふ
はぁ……。
僕、何やってんだろ。
さっきだって、ついあなたの背中を押してしまった。
邪魔なんていくらでもできたのに。
まふまふ
まふまふ
でも、それをしなかったのは……
きっと、僕が本当にあなたの事が大好きだから。
あなたの悲しむ顔が見たくないから。
まふまふ
まふまふ
はあぁ………
ため息を漏らしながら、
枕に頭をグリグリと沈める。
まふまふ
まふまふ
あなたの運命の相手は
僕じゃなかったんだ。
そう自分に言い聞かせる。
まふまふ
まふまふ
…………あれ?
まふまふ
まふまふ
なんで、僕……
泣いてるんだろう。
まふまふ
まふまふ
………っ
拭っても拭っても、止めどなく涙が溢れてくる。



枕はもう、涙で湿っていた。
まふまふ
まふまふ
あなた…………そらるさんと、幸せになってね。
涙を溢しながら、一人でそう言う。
まふまふ
まふまふ
なんて、本人に言えなきゃ意味ないのになぁ……
なんて言って、はにかんでみても
涙は止まらない。
まふまふ
まふまふ
………さよなら。
僕の、大好きな人。
そう言った後は、涙が枯れるまで一人で泣いた。







ばいばい、あなた。
あなたにとって
これからも、この先も、
僕はただの幼馴染みだろうけど、
僕はあなたの事、
これからも、この先も、
ずっとずーっと、
大好きだよ。



(おまけ)完。