第26話

佐久間side
67
2021/07/25 11:55
ふっかにあなたのこと話した。

昔から女にだらしないのは知ってたけど、ふっかのことは普通に好きだし、俺がどーこー言うことじゃないと思って黙ってたけど…


あなたと付き合いたいなら話は別。



その辺の男なら、すぐに別れてもなんとも思わないけど、

グループでいるときのふっかは、ほんとにメンバー思いで優しくて、
きっと俺らが知らないとこでSnow Manを守ろうといつも動いてくれている。


そんなふっかを知ってるから、あいつならいいかなって思えるし、真剣だっていうならうまくいってほしいって思うじゃん。
佐久間「たーだいまー!」

あなた「おかえりー」


ガチャ


リビングのドアを開けると、あなたが俺たちのバラエティ番組を観てた


あなた「あ、おかえり!いま、大介たちのドッキリ観てたの!」

佐久間「めずらしいねー、あなたがこの時間にテレビ観てんの」


あなた「うん。今日 大介いなかったからさ、夕飯軽めに済ましちゃったんだよね。そしたら時間あまってやることなくて!」

佐久間「え、暇だから観てんの?笑
なんかそれ、ちょっと傷つくわぁ笑笑」

あなた「あはは!ごめんごめん!だって大介、最近どの番組に出るか教えてくれないんだもん笑」

佐久間「えー、だって言ってもあなた観ないじゃん」

あなた「えー、時間あるときは観るよー」



うそ。


言ったら観てくれるの知ってる。
時間ないからって見れないときも、ちゃんと録画して後から観てくれるよね。

だからあえて言ってないの。

有難いことに忙しくさせてもらってるからさ。

俺らが出てる番組全部追ってたら、けっこう忙しいよ?笑

ただでさえあなたも仕事忙しそうなのに、俺らのために時間取らせるのなんか悪いじゃん。


あと、みんなで集まると
俺がちっこいの目立つからヤなんだよね。



→つづく

プリ小説オーディオドラマ