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第1話

私を拾ってください__.
4,082
2019/01/16 16:41






‘あ、、っ、やば、っ’
あなた

はぁ、あぁ、っ





‘やば、っ、いく、っ’
あなた

あ、あぁっ、、!







_



‘今日もありがとうあなたちゃん’









‘はい、今日のお金’








そう。私は愛に飢えている。


帰る場所もない。
私が暮らすためには私の『身体』を売ること。






そうすれば『愛』に満たされてる気がするから。








__






今日は雪の降った都会の階段に
座ってる。
あなた

あんま、人いないなぁ、、



寒っ、と体を震わせながら

通り過ぎる人を見る。






『ぱぱー!!』



〈○○〜、久しぶりー〉






出張にいってたのかな、幸せそう。





愛に満ち溢れてるんだろうな。








“なに、やってるん?”
あなた

…え?

“こんな寒い中”
あなた

愛を探してるんです。






なんか言ってよ、黙らないでよ。




そらひくけどさ。



“俺の家、くる?”









まあ、今日だけやからいいか







家の前に着くと標識に




重岡 桐山 中間 神山 藤井 濵田 小瀧




シェアハウスだ
あなた

シェアハウス……



“せや、説明すればわかってくれるわ”






“じゃあ、待っててな”
あなた

……なにこれ




そう言われ、待つことにした




が。体が動かない。







あなた

手錠かけられた。






もしかしたらこの人の方が

やばいのかもしれない____













“いい女見つけたで♡”

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