あなた）、、、



嶋崎）、、、



沈黙だけが流れている。




気まずい雰囲気が流れる。




そのとき、斗亜さんが口を開いた。



嶋崎）あのっ…



あなた）、、はい



嶋崎）逃げたい…ですよね、



あなた）え、？



嶋崎）俺…実はあなたさんが道枝さん達といるときから監視で見てて…



あなた）、、、



嶋崎）その時のあなたさん、今までにないぐらいとても笑顔ですよね、笑



あなた）えっ…




私…そんなに笑顔だったの、？



嶋崎）あなたさんは…戻りたいですか、？自分の居場所に、



あなた）自分の居場所…



そうだよ。私の元の居場所は、自分の家。



家族が待ってる。



でも、今の私の居場所だと思うのは、、










あなた達のところ。



あなた）私は、道枝達がいるアジトに戻りたい。



嶋崎）自分の家ではなくですか、？



あなた）、、はいっ…



嶋崎）あなたさんならそういうと思ってました、笑



あなた）えっと……




嶋崎）俺、あなたさんの協力相手に、なります。



あなた）えっ、協力相手、？



嶋崎）はい、あなたさんが道枝さん達のところへ戻れるように。



あなた）でも、そんなのどうやって…



嶋崎）しばらくはこの生活が続いてしまいますが…



嶋崎）僕に、1個提案があります。



あなた）提案、？



嶋崎）はい。それは……









あなた）えっ…でも…



嶋崎）大丈夫です。後は、僕の責任になるので。



あなた）そんなっ…斗亜さんを責任に押し付けるなんてっ…



嶋崎）大丈夫です。とりあえず少しずつ作戦を実行していきましょう



嶋崎）絶対に戻れますよ、）ﾆｺｯ



あなた）斗亜さん…



そんなことを言っている斗亜さんの目はすごくせつなそうだった。




目黒）とあー、？



嶋崎）、、はい



目黒）招待状作っといてくれ



招待状、？誰かここに招待でもするの、？



嶋崎）わかりました。



嶋崎）あなたさん、頑張ってください）口パク



あなた）ｺｸﾘ



まだ作戦というものはないけど、とりあえずは目黒のいうことを全て聞くとのこと。



やだけど…やるしかないよね…



目黒）こんにちはぁ、



あなた）、、、



目黒）あれぇ、無視？笑ルール追加。俺が入ってきたらメイドみたいに、俺に抱きついてよ



あなた）は、はぁ…？



抱きつくって、まじ脳みそどうなってんのよ、この変態が…



目黒）できないんや、あなたちゃんは俺のこと好きじゃないんやー



好きじゃないですよっ！



でも…



あなた）やればいいんでしょっ……



目黒）ﾆﾔｯそうこなくっちゃなぁ、笑



そん目黒の目は悪魔だった。