久しぶり ＿＿＿＿ ．






そう落ち着いた声でいうのが また君らしい。







まるで 何も無かったかのように接する彼を見れば











昔の記憶が蘇る ＿＿






《 ちゃんとよく食べなよ ． 》





なんて言って私に料理を振舞ってくれた日。





《 よく眠れるようになるよ ． 》




そう言って 雷で怖い日も傍にいてくれた君 ＿＿＿





けれど それと同時に別れた時のフレーズだって思い出す。





 ” 君はもっと幸せになる資格がある ”




そう言って 私に背を向ける彼。




いいえ、そんなこと言わないでよ



お願い



「飽きた」でも「嫌い」でも はっきり言って貰わずに 遠回しに言われることより傷つくことはないって






















ずっと私と一緒にいた貴方なら知ってるでしょ ＿＿＿＿ ?











あの時







愛してくれるって言ったのに





全部なんだったんだろうね．





どんな気持ちだったかなんて













きっとあなたは知らないんだろう ＿＿ ．

 
それから 数年後 私はまた貴方と再開した




「あんにょん 久しぶり」




なんて昔みたいに少しだけ口角を上げる 彼が懐かしくてつい笑ってしまう。




それから 今は独身の身なんだとか．



そんなおはなしをして 会話は終わる。



















数ヶ月後にそんな彼からメッセージが届いていた。




私は仕事で忙しく中々見ることも出来ずにいた。



けれど 今日はせっかくの休日なんだし と思い、届いていたメッセージを見る。



宛先人は 《 민 윤기 》 なんだろうと思い



メッセージを確認する。












やぁ あなた、元気にやってるか？



俺は元気………とは言えないな笑笑



笑っちゃう話だけど、俺 癌なんだわ


余命なんて俺には絶対ねぇと思ってたけど


神様、そんなに優しいやつじゃなかったわ笑笑


あと 数週間……らしい笑笑


あのな、街中でお前に会えてすごく嬉しかった。


だけど、きっとお前はいい気はしなかったと思う。


だって 俺から捨てたも同然だもんな 


本当は 真実をそのまま伝えたかったけれど


それを言ったらあなたの性格上 自分のこと責ちまうと思ってずっと隠してた。


お前の相手が最後まで俺じゃなくてごめん。


心から お前が俺よりも愛してくれるやつと一緒になるのを願っています


最後まで 素直じゃない俺を選んでくれてありがとうな。














どうしよう



涙が止まらない



だって知らなかったもの



あんなに前から……



ごめん ごめんね


正直に言ってくれなかった君の優し差はやっぱり凄いね














君が言うように 私もいつか











わたしみたいな誰かに















愛されるようになるのかな ＿＿＿ ．

参考 「이런 엔딩」IU．




end．