花がいっぱいに咲き誇る道で
今日も君を見る。
僕の中に収められるのかな
そう思い、シャッターをきれば 美しく映る君。
夜明けの月が過ぎ去った公園に
今 僕の想いを込めます。
この歌は 君へ向けた歌です。
夜空の月に照らされた
フィルムの音を聴きます。
僕は今でも 素敵な物語なのか分からなくて
未だに 1番良い場面なのかなって考えているのに
今でも 次の物語を探して彷徨っている。
” 君を僕のなかに収めてしまいたい ” .
そのほんのわずかな時間の その姿というのは1度しかないわけで
それを見逃した僕の心はとても 惜しがっては
後悔している。
もう一度その ” 刹那 ” がありますように
なんて願う。
月の光の欠片 ひとつひとつを集めて
灯りを作るつもりだから
昨日と同じ姿で
僕の前に来てください。
そう言って 僕はあの時 君を離してしまったのかもしれない。
もう一度 『 ………遅れた笑 』 そう言って僕の所に来てくれないかな
足跡を残して離れて行ってしまうのなら
僕がその温もりを守るから
モノクロの中に残すよ
今だに1番良い場面なのかなって分からないのに
今でも次の物語を探して彷徨っている。
君を僕のなかに収めてしまいたい。
ありがとう。
僕の
” 愛する人 ” _____ .
.
.
.
参考 「풍경」 뷔 .
end.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。